『ゲーム・オブ・スローンズ』新スピンオフ企画が浮上!軸になるキャラクターは?

ジョージ・R・R・マーティンの小説「氷と炎の歌」シリーズをドラマ化した『ゲーム・オブ・スローンズ』の新スピンオフ企画が浮上していることが明らかとなった。今度は、どのキャラクターが中心に描かれるのだろうか? 米Indie Wireが報じている。

キャラクターの重複は?

情報筋によると米HBOは、『ゲーム・オブ・スローンズ』でも幾度となく言及され、小説シリーズにも登場している征服王エイゴン一世、エイゴン・ターガリエンを軸にしたスピンオフドラマ企画を前進させることに熱心なのだという。

小説シリーズでエイゴン一世は、自分の妻にした姉ヴィセーニアと妹のレイニスと共に、ウェスタロスを征服した支配者。三人はウェスタロスの七王国を一つの支配下に置き、鉄の玉座をめぐる、非常に多くの争いを招くことになる王朝をスタートさせた。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1に登場したヴィセーリス一世(パディ・コンシダイン)はエイゴンとレイニスの曾孫にあたるため、エイゴン征服王を中心にしたスピンオフは、『ゲーム・オブ・スローンズ』と『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のキャラクターやキャストと重複することはないものと予想される。ただし何世紀も生きていて、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1のフィナーレで悲劇を引き起こしたドラゴンのヴァーガーなどが登場する可能性は考えられる。

今後のスピンオフは?

Indie Wireは、新スピンオフ企画についてHBOにコメントを求めたが確認は得られなかったと伝えているが、HBOを擁するワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、4月12日の投資家および一般大衆向けプレゼンテーションを行なう予定なため、その時に新スピンオフに関する発表があるかもしれない。

なお、『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフには、人気キャラクターのジョン・スノウを主人公にした後日譚をはじめ、本家シリーズの何千年も前にさかのぼった紀元前8000年頃を舞台に、ホワイト・ウォーカーの起源に迫る企画も浮上していると報じられている。しかし、いずれも新たな情報は届いていない。

エイゴン・ターガリエンを主人公にした新企画をはじめ、スピンオフの進捗状況に注視しておきたい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.