ヒュー・グラント、共演者のクリス・パインに牛のアソコを食べさせる!?

ヒュー・グラントが、日本でも現在公開中の新作映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』で共演したクリス・パインに対してイジワルを仕掛けた。米Entertainment Weeklyが伝えている。

意地悪な質問に答えるか、ゲテモノ料理を食べるか

3月29日、ヒューとクリスは新作映画のプロモーションのため、ジェームズ・コーデンがホストを務める人気トーク番組『The Late Late Show(原題)』に登場。そこで番組側が用意したゲームに参加したのだが、それは答えにくい質問に答えるか、そうでなければ、どう見ても美味しくなさそうな料理を口にするという趣向のもの。中華料理店のような回転式テーブルの上には、虫とマヨネーズを添えたシェパーズパイ、タランチュラやサソリ入りのお粥、茹でたキャベツとイナゴといった料理が並んでいた。

これらの料理が紹介されると、ヒューは「最悪の気分だ。この番組に来たことを後悔してるよ」と渋い顔をして発言。そしてホストのジェームズとゲストの二人が参加する形でゲームがスタート。まずはジェームズがヒューに「大ヒット作の数々に出演しているクリスの作品で一番好きじゃないのは?」と質問したところ、ヒューは「クリスのことはリスペクトしているが、僕はテニスしか観ないから彼の作品は知らないんだ」と回答。これはきちんと答えたとは認められず、ヒューは罰として輪切りにしたウィンナー入りのビールを飲むことに。

続いてヒューがクリスに質問する番となり、「ヒューの出演作で一番好きじゃない作品は?」と聞くと、クリスは「そんなことをあなたには言えない」と返して、ヒューが罰として選んだ料理、牛の睾丸が入った皿に手を伸ばす。だが、そこにあるメインディッシュではなく添えられた紫キャベツを手にしたため、ヒューが「違う違う」とツッコミ、クリスから「こういうことには積極的だな、最低だよ!」と笑いながら言い返される。クリスはその後、「『ユー・ガット・メール』に出てたっけ?」と、トム・ハンクスとメグ・ライアンが共演した1998年のラブコメ映画を挙げる。同作にヒューは出演していないが、自身もかつて多数のラブコメ作品に出演していたヒューは、これを聞いて「素晴らしい答えだね」と苦笑。これで一応答えたかに思われたが、クリス自身はそう考えなかったのか、牛の睾丸を口に運ぶも、うまく嚙み切ることができず。そんなクリスの様子に顔を背けていたヒューからはその後、放送禁止用語が飛び出す事態となった。

ゲーム2週目、ヒューは質問(「自分の経歴から抹消したい出演作は?」)に答えたことで難を逃れる。一方のクリスは、ジェームズとも共演した2014年のミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』の共演者たち(メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、アナ・ケンドリック、ジョニー・デップなど)をランク付けするなら?とヒューに聞かれ、相手がその質問を言い終わる前に、罰として選ばれた料理(茹でたキャベツとイナゴ)を食べ始める。一品目と違い今度は涼しい顔をして食べて「悪くない」と語ったクリスは、続いてホストのジェームズに、これまでこの番組で迎えた2000人以上のゲストで最悪だったのは?という質問を投げかけて彼に返答でなく料理を選ばせることに成功、観客たちの拍手と喝采を浴びている。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

Photo:ヒュー・グラント ©Uwe Deffner/FAMOUS