『明日に向って撃て!』ドラマ版のショーランナー決定、『ブリジャートン家』レゲ=ジャン・ペイジが主演

1969年に公開され、アカデミー賞で脚本賞など4部門を受賞した名作映画『明日に向って撃て!』のドラマ版で、ショーランナーを務める3人が決定した。米Deadlineが報じている。

『マインドハンター』スタッフも加入

映画版は、19世紀末のアメリカ西部に実在した二人組の強盗、ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの逃避行を哀愁とユーモアを込めて描いており、ブッチ役をポール・ニューマンが、サンダンス役をロバート・レッドフォードが演じていた。

Amazonにて進行しているドラマ版は2022年9月、『ブリジャートン家』でブレイクしたレゲ=ジャン・ペイジがブッチ役、『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で注目されたグレン・パウエルがサンダンス役で主演すると、第一報が伝えられた企画だ。

それ以来、およそ半年にわたって続報が届いていなかったが、この度、リミテッドシリーズ『ザ・ラウデスト・ボイス ―アメリカを分断した男―』でクリエイターを務め、Netflixの人気ドラマ『マインドハンター』シーズン2で脚本を担当したアレックス・メトカーフ、マーベル映画『エターナルズ』の原案を手掛けたマシュー・K・フィルポ&ライアン・フィルポの3人がショーランナーに就任した。

この3人は、『アベンジャーズ』シリーズで監督を務めたジョー&アンソニー・ルッソ兄弟、そして先日のアカデミー賞で7冠に輝いた『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のプロデューサーであるマイク・ラロッカ、『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』のプロデューサーであるスコット・ニーミス、『チェリー』の脚本家アンジェラ・ルッソ=オトストットとともに製作総指揮も担う。

『ブリジャートン家』を卒業したレゲ=ジャンは、ルッソ兄弟が監督を務めたNetflixの大作アクション映画『グレイマン』に重要な役で出演し、人気ロールプレイングゲームを実写映画化した『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の公開が迫っている。一方のグレンは、Netflixの戦争映画『ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマン』でメインキャストを務めたほか、アクション映画『Hitman(原題)』をはじめとする新作映画3本が待機中だ。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

Photo:Netflixで配信中『ブリジャートン家』