【ネタバレ】『ブラックリスト』がシーズン10で終了する理由

『ボストン・リーガル』などで知られるジェームズ・スペイダーが主演する米NBCの『ブラックリスト』が、シーズン10を持って終了することはすでにお伝えしているが、その理由が明らかになった。米Screenrantが報じている。

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やはりあの人の降板が決定的だったか…

ジョン・ボーケンキャンプがクリエイターを務め、エミー賞も受賞した本作。ショーランナーであるジョン・アイゼンドレイスは、2月26日に放送が開始されるシーズン10が最終シーズンとなることを発表した。「10年間、何百ものブラックリストの事件と200以上のエピソードが制作された後、最終回を迎えられることを光栄に思います」本作の最終回は、かなり前から計画する余裕があり、長期にわたる疑問に対する答えや、愛すべきキャラクターたちが満足のいく結末を約束する内容になるという。

シーズン8からの展開…

以下、『ブラックリスト』シーズン8以降のネタバレを含みますのでご注意ください。

シーズン8と9は、シリーズを劇的に異なる方向へ導く大きな予期せぬ展開がある。シーズン8でエリザベス・キーン（メーガン・ブーン）が殺害されたことで、シリーズの核の一つであったレッドとキーンの関係はほとんど意味をなさなくなった。このことは、シーズン9でレッドがFBIタスクフォースでの仕事を打ち切ったことと相まって、シリーズになくてはならない結末をもたらすことになる。

メーガンとそもそもこの作品を生み出したクリエイターのボーケンキャンプの二人が降板したことは、本作で大きな転換のきっかけとなった。シーズン9では、ブラックリストに名をつられる者たちがチームを組んで、タスクフォースのリソースなしで活動しレッドを倒すという、番組の前提を覆す最終回にふさわしい展開も予告されている。

そしてシーズン10は、クリエイターのボーケンキャンプが不在の2シーズン目となる。現在のショーランナーであるアイゼンドレイスは2013年の開始以来『ブラックリスト』に携わってきたが、ボーケンキャンプの離脱は番組の終了が近いことを示す初期の兆候だったのだ。エリザベスがいなくなり、レッドがタスクフォースから去った今、シーズン10はシリーズを締めくくるにふさわしいタイミングと言えるだろう。レイモンド・レディントンというキャラクターの正体については未だ謎のままだが、きっとこの点は最終シーズンで明らかにされるだろう。

『ブラックリスト』シーズン1～8はAmazon Prime Video、Netflixで配信中。（海外ドラマNAVI）