『フルハウス』ミシェル&ジェシーのお別れシーン、本来はステファニーとのはずだった!?

タナー家の日常を、コミカルかつハートフルに描いた人気ファミリードラマ『フルハウス』。今もなお世界中のファンから愛されているシリーズで、ジェシー(ジョン・ステイモス)とミシェル(アシュレイ&メアリー=ケイト・オルセン)のお別れシーンは、もともとステファニーが相手になるはずだったという。

切ないお別れシーン

『フルハウス』では、ダニー・ターナー(ボブ・サゲット)の義弟にあたるジェシーが、ダニーの三人の娘たちを一緒に育てるために同居していたが、シーズン4ではジェシーが恋人ベッキーと同棲するために引っ越す展開となる。しかし、ジェシーが家を出ていくことに末っ子のミシェルが動揺し、ジェシーはミシェルと会話の場を持ち、二人の切ないお別れシーンが描かれた。

舞台裏話を明かす

米ポッドキャスト番組『Mayim Bialik's Breakdown(原題)』に出演したステファニー役のジョディ・スウィーティンが、そのシーンを振り返って舞台裏話を明かしている。


「『フルハウス』で、ジェシーがベッキーの家へ引っ越すエピソードがあってね。ジェシーがタナー家で同居し始めた時、彼はピンクのウサギがいるステファニーのベッドルームに引っ越したの。そのピンクのウサギは、ステファニーの母親でジェシーの姉でもあるパメラの手作りで、ステファニーが赤ちゃんの時に部屋に置いたものらしいのよ。だから、そのピンクのウサギはステファニーの部屋にあったの。ジェシーが引っ越すエピソードで、ミシェルがジェシーにピンクのウサギを渡したと思うんだけど、あれは私の物なんだ。実生活ではそんな風には感じないけど、“ああ、真ん中の子ってどんな感じかよく分かるな”って思ったわ。でも、ミシェルがあのシーンをやった方が可愛かったわね」

ぬいぐるみの持ち主はステファニーだったが、劇中では特にジェシーとミシェルの絆が深く描かれていたため、切ないお別れのシーンはステファニーからミシェルに変更されたようだ。
(※劇中実際にはピンクのブタのぬいぐるみが登場していますが、ジョディの言葉通りウサギと訳しています。)

なお、『フルハウス』の物語は、タナー家の30年後を描くNetflixの続編スピンオフ『フラーハウス』で、5シーズンにわたって紡がれた。『フルハウス』と『フラーハウス』はNetflixにて全シーズンが配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『フルハウス』©Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.