『アントマン&ワスプ:クアントマニア』物語のカギは18歳に成長したキャシー!?監督が語る

マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「新たな“アベンジャーズ”に続く作品」と明言する、最新作にして最注目作品『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が2月17日(金)に劇場公開される。公開に先駆け、物語のカギを握るとされているアントマンの娘、キャシーについて掘り下げてみよう。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』物語のカギはキャシー!?

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は、キャシーが作った量子世界を監視する装置の事故で、アントマン、キャシー、ワスプ、ハンク・ピム、ジャネットらが量子世界へと引きずりこまれてしまうところから物語が始まる。

予告

本作では、アントマンと娘・キャシーの親子関係が物語の重大なカギを握るそう。全『アントマン』シリーズで監督を務めるペイトン・リードは、「スコットとキャシーの親子関係を掘り下げたいという私の想いは強いです。キャシーの、心の葛藤や成長にぜひ注目してください」と、キャシーが物語のカギを握っているキャラクターである事を明かした。

アントマンとキャシーの親子愛は、『アントマン』シリーズになくてはならない重要な要素として描かれてきた。盗みの罪で服役したり仕事を転々としたりしてきたスコットにとって、娘キャシーの存在は一番の原動力であり、「娘のためにも最高のヒーローになる」と決意する大きなきっかけだった。

初登場となる『アントマン』では幼い少女だったキャシーも本作では18歳。“サノスの指パッチン”で5年もの間量子世界に閉じ込められていたスコットは、成長したキャシーとの関わり方が分からず、親子関係がぎくしゃくしてしまう。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

リード監督は、キャシーについて「アベンジャーズとして活躍する父のように自分も世の中の役に立ちたいと思いながらも何をすればいいのか分からず、自分の役割や価値を見いだそうと模索しているひとりの若い女性です。ハンク・ピムの古い日記やノートを調べながら量子世界について自分で勉強し、科学的な頭脳を持つ優秀な女性に成長しています。彼女は善をなすことの意味について自らの考えを持っているし、ヒーローとして活躍したい、認められたいという強い想いを抱いています」と語る。

その言葉の通り、本作で彼女は予測不可能で大きな危険性を持つ<量子世界>を監視する装置を作るほどの天才へ成長、しかしその装置の不具合から家族全員がミクロより小さな世界<量子世界>へ引きずり込まれてしまうのだ。

一方で愛する娘を守りたいスコットと自立したいキャシーの絶妙な親子関係も掘り下げたいそう。「未だにキャシーを子ども扱いするスコットと衝突したり、強く反抗することもあります。本作で父と娘の世代的な考え方の違いやすれ違いについて丁寧に扱えたことも、私たちにとって非常に楽しいことでした」と話し、本作ではこれまで以上に人間味があり共感性の高いキャラクターであることにも言及。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

そんなキャシー役を演じるキャスリン・ニュートンは、「私はずっと、何者かになりたいけど何をしたらいいのかわからないという想いを抱えていました。キャシーもそうなんです。彼女は完璧じゃない。父のようなヒーローになりたくて、どうすれば良い人間になれるかずっと考えていて、たくさん失敗もする。私も含め誰もが若い頃に経験するように、迷い悩みながら生き方を模索しているんです」と、ティーンエイジャーらしい悩みを抱えたキャシーの等身大なキャラクターが観客の共感を呼ぶと語った。

『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』へ繋がる、新たなアベンジャーズの始まりの物語となる本作。アベンジャーズ史上“最小”ヒーローが想像を絶する量子世界を舞台に繰り広げる、人類の常識を覆すアクション超大作が遂に始動する!

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2月17日(金)全国劇場公開。

(海外ドラマNAVI)

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