【Netflix週間ランキング】年末最も見られた海外ドラマは…『ウェンズデー』VS『エミリー、パリへ行く』(12/26~1/1)

Netflixで先週最も見られたTVシリーズTOP10を英語作品と非英語作品に分けて、ご紹介。先週最も見られた海外ドラマとは…!?  年末年始を挟んだ今週、『エミリー、パリへ行く』は『ウェンズデー』を追い越せるのか?さらに父役が新鮮なチャーリー・コックス主演最新作にも注目。

<英語作品TOP10>

1位 ウェンズデー シーズン1 →
2位 エミリー、パリへ行く シーズン3 →
3位 ウィッチャー 血の起源 シーズン1 ↑
4位 裏切りの影
5位 ザ・リクルート シーズン1 ↓
6位 ハリー&メーガン ↓
7位 エミリー、パリへ行く シーズン2
8位 エミリー、パリへ行く シーズン1 ↑
9位 ソニックプライム シーズン1 ↓
10位 ファイアフライ通り シーズン1

<非英語作品TOP10>

1位 今際の国のアリス シーズン2 (日本) →
2位 今際の国のアリス シーズン1 (日本) →
3位 ザ・グローリー ~輝かしき復讐~ シーズン1 (韓国)
4位 母と母と娘 シーズン3 (メキシコ)
5位 La Reina del Sur シーズン3(原題)(メキシコ)
6位 還魂 パート2(韓国) ↓
7位 脱出おひとり島 シーズン2(韓国) ↑
8位 The Unbroken Voice シーズン1(コロンビア)※近日配信予定 ↓
9位 Til Money Do Us Part シーズン1(コロンビア) ※日本未配信 ↓
10位 Reborn Rich(韓国) ※日本未配信 ↓

『エミリー、パリへ行く』過去シーズンと違う点は?

英語作品で注目が集まっていたのは、待望の最新シーズンが解禁された大人気シリーズ『エミリー、パリへ行く』が『ウェンズデー』を超えるかどうか。その結果は『ウェンズデー』が1億396万視聴時間、『エミリー、パリへ行く』が9533万視聴時間を記録し、またしても軍配は『ウェンズデー』に上がった。

ポール・フォーマン演じるニコラスとメリア・クライリング演じるソフィアといった新キャラクターを迎えてさらにビッグスケールで展開する『エミリー、パリへ行く』シーズン3。『SEX AND THE CITY』のダーレン・スターと共に製作総指揮を務める主演のリリー・コリンズは、過去シーズンと違う点について「このシーズンは、シーズン1&2ですごく気に入っていたことがすべて詰まってるんだけど、さらに高いレベルへと引き上げられているの。他のキャラクターたちも、もっと活躍する」「素晴らしい俳優たちによって演じられる素晴らしいキャラクターたちのことを、このシーズンではもっと知ることができるはず」とコメント。彼女の言う通り、主人公エミリーだけではなく上司シルヴィや親友ミンディ、彼氏アルフィや同僚ジュリアンまで、それぞれのキャラクターにスポットライトが当てられており、これまで知らなかった新たな一面に心を動かされるにちがいない。

初登場7位だった『ウィッチャー 血の起源』は3位にランクイン。大ヒットアクションシリーズ『ウィッチャー』の前日譚でソフィア・ブラウンやミシェル・ヨーが出演。ミシェルは3月3日公開予定の映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で自身初のゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネートを果たしており、受賞の行方に注目が集まっている。


4位にはチャーリー・コックス主演最新作『裏切りの影』が初登場。MI6長官の座を引き継ぐことになった諜報員アダム・ローレンスを演じるチャーリーは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』や『シー・ハルク:ザ・アトーニー』などデアデビル役での出演が続いていただけに、完全新作は久しぶり。「子供がいる役を演じるのは今回が初めてだと思う」と言うチャーリーは続けて「苦しめられたのは、その子供が小さい子ではなかったこと。幼児期を一気にすっ飛ばして、10代の子供がいる男を演じた。作品の舞台となっている世界観に魅了されたのはもちろん、自分自身も父親だからアダムと子供の関係には本当に魅了されたし、こうした感情をカメラの前で模索することにとてもワクワクした」と話した。

日本が誇るアクションスリラーが世界を席巻


非英語作品では初登場1位を記録した『今際の国のアリス』最新シーズン2が首位をキープ。シーズン1も前週に続き2週連続2位で、日本が誇るアクションスリラーが上位を独占した。日本発Netflix作品として全世界での最高視聴記録を達成し、最大ヒット作になった本作は今週も7430万視聴時間を獲得。まだまだ世界を席巻し続けそうだ。

4位にはメキシコ発のコメディ『母と母と娘』シーズン3が初登場。ファイナルシーズンは全10話構成で、弁護士の思惑によってドロ沼化するアナとフアンカルロスの離婚騒動から幕を開ける。娘を自分のものにしたい大人たちの勝手な行動は取り返しのつかない事態に陥っていき…。ユーモアを交えながらも現代で家族になることの意義について考えさせられることもあり、よりオープンマインドな視点を得られるかも。ぜひ新たな1年の幕開けにみてほしい一作。(KanaKo)

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Photo:『エミリー、パリへ行く』『ウィッチャー 血の起源』『裏切りの影』『母と母と娘』はNetflixにて独占配信中。