2010年から2019年にかけて放送されたイドリス・エルバ主演のクライムドラマ『刑事ジョン・ルーサー』。映画化が進められていたが、ついに正式タイトルが『刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン』(原題:Luther: The Fallen Sun)に決定し、2023年3月に配信。イドリスがキャラクターについて「彼は過去に囚われている」と話したと米EWが伝えている。
Netflix映画として復活!
凄腕刑事ジョン・ルーサーを主人公にしたBBCによるダークなクライムシリーズ『刑事ジョン・ルーサー』。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』や『ソー:ラブ&サンダー』、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』や『ビースト』など大作に引っ張りだこなイドリスが、深い洞察力と捜査能力をもつが、心に闇を抱えており、周りからも恐れられている刑事ジョン・ルーサーを好演。5シーズン展開され、世界中でファンを獲得した。シリーズが2019年に幕を下ろしてからおよそ4年、映画としてジョン・ルーサーのその後が描かれる。『刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン』というタイトルに決定した映画にはシリーズにも携わっていたジェイミー・ペインが監督として戻ってくるほか、共同クリエイターを務めていたニール・クロスが脚本を担当する。
タイトル発表に合わせて場面写真も解禁され、雪景色の中に立つジョン・ルーサーや街中で誰かをなだめようとしている様子などがみられる。
Luther: The Fallen Sun.
— Netflix UK & Ireland (@NetflixUK) December 21, 2022
March 2023. pic.twitter.com/RlGzyegDnw
「悪者を捕まえるために、法の解釈を幾度となく曲げてきた彼が行き着いた先は刑務所だった。」と話すイドリス。「そこが新たな物語の出発点。彼は人生でどうするべきかをじっくり考えている」
ペイン監督は「ある部分で物語は続いている。もしシリーズのシーズン1から映画までイッキ見したとしても、物語に切れ目はない。でもこの映画は非常に大きなプラットフォームを持っているから、初めてジョン・ルーサーの物語を映画で見る人のためにも独自のストーリーがあることが大切だと思っていた。だから映画をみてからシリーズのイッキ見ができる。」と話し、シリーズのファンのみならず、映画をきっかけにジョン・ルーサーの物語に夢中になることが可能であると話した。
「ルーサーはただ囚われている」と話すイドリス。「たとえ彼が自由の身になったとしても、追わずにはいられない。頭の中にいる亡霊を追いかけずにはいられないんだ。僕が思うにそれこそ、映画で彼を突き動かすものだよ。彼がしてきたこと、できたこと、亡くなってしまった人たちに囚われている」
聞けば聞くほど、見るのが楽しみになる映画版には『ハリエット』のシンシア・エリヴォや『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のアンディ・サーキスなど実力派キャストが集結。ルーサーの新たなドラマが見られる日が待ち遠しい。(海外ドラマNAVI)
Photo:Netflixオリジナル映画『刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン』は2023年3月に独占配信予定。