『ダーク・マテリアルズ』あの人、もう少しで自分を誤って刺すところだった

英国人作家フィリップ・プルマンによるベストセラー小説「ライラの冒険」三部作を下敷きにした壮大なファンタジードラマ『ダーク・マテリアル』。同作でウィル・パリーを演じるアミール・ウィルソンが、撮影中のアクシデントによってもう少しで自分を刺してしまうところだったと語った。英Digital Spyが報じている。

セットで転んだ際に間一髪

アミールはDigital Spyの取材に対し、ウィルとしてナイフを持っていた時にヒヤリとさせられた体験を明かした。当初は小道具係のフィルから渡される金属製のナイフを使って撮影に臨んでいたが、のちに素材がプラスチックのものに変更されたという。

「ナイフは先が尖っていて、そこで怪我をする可能性があるんだ。側面は鋭くないけどね。すると撮影が進むにつれて、彼(小道具係のフィル)は僕に金属製のナイフでなくプラスチック製のものを渡すようになった。というのも、シーズン2の撮影中に僕は丘の上にあるセットから落ちてしまったことがあるんだけど、その時にナイフを手に持っていて危うく自分を刺すところだったんだ。結構危なかったね」

その後、フィルから「もう本物のナイフは使わない」と言われたアミールは、おとなしくその判断を受け入れたそうだ。

全8話の最終シーズンでは、ウィルがライラ(ダフネ・キーン)の後を追い、アスリエル卿(ジェームズ・マカヴォイ)は仲間とともに戦いを仕掛ける。ウィル役のアミールは、同作のグランドフィナーレの撮影に「心を揺さぶられた」と語る。

「最終話は重く、心を揺さぶられる内容で、見た人の多くは涙を流すことになると思う。本当に、とても美しいエピソードだよ。みんなも気に入ってくれると思う。スペイン南部のアンダルシア地方という素晴らしいロケーションで撮影したから、まるで楽園のように見えるんじゃないかな」と締めくくった。

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参考元:英Digital Spy

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Photo:『ダーク・マテリアル』でナイフを手に持つアミール(右) © 2020 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.