『ウォーキング・デッド』スピンオフをめぐるノーマン・リーダスへの批判にニーガンらが苦言

先日幕を閉じた米AMCの大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』。そのスピンオフをめぐってダリル役のノーマン・リーダスへ批判が寄せられ、共演者や放送局側が苦言を呈したことについて、本家が終了したタイミングであらためて振り返ってみよう。英Digital Spyが報じている。

ダリルの苦境にニーガンが物申す

『ウォーキング・デッド』本家の終了発表とともに、その人気キャラクターであるダリルとキャロルを中心としたスピンオフドラマが製作されると明かされたのは2020年9月のこと。しかし今年4月、キャロル役のメリッサ・マクブライドが降板。それによりこのスピンオフはダリルに焦点を当てることになるようだが、メリッサ降板を受けて一部のファンがノーマン批判に転じることに。

メリッサの降板理由について、放送局であるAMCは、撮影地がそれまでのアメリカのジョージア州からヨーロッパに変わったことが原因だと主張。メリッサ自身は降板理由についてコメントしていないものの、ノーマンは今年5月に出演したトーク番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』の中で、メリッサは『ウォーキング・デッド』の世界で10年以上も過ごしたので、休憩が必要だと話していた。

「このスピンオフが本家とかなり異なるものになることはわかってる。もともとはキャロルと俺、つまりメリッサ・マクブライドと俺が出るはずだったけど、彼女は休暇を取っているんだ。想像できるだろうけど、(『ウォーキング・デッド』が続いた)12年間というのは過酷なスケジュールで、彼女は少し休みたかったんだ。だから彼女はそうしているし、それに値するよ」

だが、一部のファンは当初、メリッサが降りたのはノーマンのせいだと非難。共演者であるニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガンが、彼らの推測は「行き過ぎ」だと非難するに至った。「ノーマンが一切関わっていないことで彼を攻撃するって? (降板は)メリッサが自分で決めたことなんだ。休みたいと言ってるんだから、それを尊重してくれ。他人には関係ないことだ。ノーマンはこれまでずっと誰よりも頑張ってきたのに。酷い話だ」

ノーマンが批判されたのは、彼の私生活でのパートナーである女優のダイアン・クルーガーがドイツ出身であることから、スピンオフの舞台がヨーロッパなのは彼の希望ではないかという推測が原因だった。その説に対してジェフリーは別のツイートでこう説明している。「ノーマンはロケ地を選んでいない。ロケ地はストーリー、アイデア、そして予算によって決まったのであり、製作スタジオ、放送局の判断だ」

AMCもノーマンを擁護する声明を発表し、彼は自身が関与していない決定についてファンから不当に攻撃されたと主張した。「メリッサ・マクブライドは、ヨーロッパでの撮影参加が物理的に不可能なため、このシリーズに参加できないと判断しました。この件に関係のない別のキャストに怒りの矛先を向け、攻撃するのは不適切です。キャロルはとても愛されており、重要なキャラクターです。『ウォーキング・デッド』を中心に広がるこの世界の中で、メリッサにしか命を吹き込むことができないキャロルの物語を再びファンの皆さんに追っていただけるよう、私たちは何らかの方法を探しているところです。ファンは常に#TWDFamilyを支える原動力であり、これからもそうあり続けるでしょう」

なお、ノーマンはダリルとキャロルが将来的に再会できる希望を捨てていないことを強調。「このキャラクターたちはどこかで再会することになるかもしれない」と話している。

『ウォーキング・デッド』Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Digital Spy

\月額990円~/

\ドコモユーザーはこちら/

 

海外ドラマ好きにディズニープラスがおすすめな理由

リックとミショーンが主人公の『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』
U-NEXTで《全話》独占配信中

『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』

ダリルが主人公の『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』とマギー&ニーガンが主人公の『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』U-NEXTで《全話》独占配信中

\新規登録なら31日間無料!/

U-NEXTの無料お試し期間でできること
  • 業界最長の31日間無料!
    ※通常月額2,189円(税込)
  • 無料期間でも600円分の
    ポイントもらえる
  • 業界最大の見放題作品数!

Photo:『ウォーキング・デッド』©Jackson Lee Davis/AMC