Netflixのリミテッドシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』で天才チェス・プレイヤーのベニー・ワッツ役を好演したトーマス・サングスターが、Disney+(ディズニープラス)によるオーストラリアの時代劇ドラマ『The Artful Dodger(原題)』に主演することがわかった。The Hollywood Reporterが報じている。
芸術的なペテン師
『The Artful Dodger』は、チャールズ・ディケンズの小説「オリバー・ツイスト」に登場するスリの少年、通称“ドジャー”ことジャック・ドーキンスを下敷きに、“芸術的なペテン師”の物語が描かれる。
全8話となる本シリーズは1850年代を舞台に、外科医として二重生活を送るジャックが、いまだに犯罪への渇望を拭い切れないでいるという設定。ディズニーは、「ハイテンションな強盗から生死をかけた手術、きらびやかなパーティーからカラフルな街まで、このシリーズはオーストラリアと繋がりのあるロックンロールな物語です」と紹介している。
キャスト&製作陣
トーマスがジャック役で主演し、窃盗団のリーダーであるフェイギン役を演じるのは、『FARGO/ファーゴ』シーズン3や『バークスキンズ』などに出演しているデヴィッド・シューリス。『フォスター家の事情』のキャリー・アダムス・フォスター役で知られるマイア・ミッチェルが、レディ・ベル・フォックス役にキャスティングされている。その他には、スージー・ポーター(『カーゴ』)、ダミアン・ガーヴェイ、(『LEFTOVERS/残された世界』)、ニコラス・バ-トン(『彼女のかけら』)、アンドレア・デメトリアデス(『ナーヴ 失われたピース』)らも出演。
ジェームズ・マクナマラ(『The Outrageous True Story of Milky Moore(原題)』)とデヴィッド・メイハー(『Bloom(原題)』)がショーランナーを務め、二人は、ダン・ナイト(『Spray(原題)』)、ミランダ・タプセル(『Love Child(原題)』)らと共同で脚本も兼任する。
トーマスが“芸術的なペテン師”役を演じる『The Artful Dodger』は、Disney+にて2023年に配信開始予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:『クイーンズ・ギャンビット』©PHIL BRAY/NETFLIX