『ニュー・アムステルダム』ライアン・エッゴールド＆ショーランナー、最終章におけるマックスの運命を示唆

ライアン・エッゴールド演じる医師のマックス・グッドウィンが、病院の改革に奮闘する人気医療ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』。米NBCで放送開始されたばかりのファイナルシーズンではマックスが第1話でいきなり試練に直面する模様で、演じるライアンとショーランナーがマックスの運命を示唆している。（※これ以降は、シーズン5第1話の内容に関する情報が含まれます）

『ニュー・アムステルダム』ライアン・エッゴールド、あの人の降板についての思い

『ブラックリスト』のトム・キーン役で知られるライアン・エッゴールドが医師として奮闘する医療ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』。シーズン1から出演しているあるキャストが降板することは以前お伝えしたとおり。最終章の前に起こった突然の降板について、主演のライアンがついに自身の思いを語った。...

ゆっくりとしたプロセスに

ファイナルとなるシーズン5第1話では、マックスが婚約者ヘレン・シャープ（フリーマ・アジェマン）から「あなたとは結婚できない」との旨が書かれた手紙を受け取り、二人は破局を迎える展開となる。

米TV Lineのインタビューで、製作総指揮者のピーター・ホートンがマックスとヘレンの別れについて、「マックスが前へ進むのはゆっくりしたプロセスになり、すぐには乗り越えられることではないんだ」と述べている。

第1話でマックスはヘレンと共有した楽しい時間しか思い出せないが、二人の関係におけるすべての危険信号を思い出し始める。その展開についてショーランナーのデヴィッド・シュルナーが、「最終的に自分自身でその問いに答えることができたことで、マックスはヘレンに執着することなく前に進むことができると思う。“なぜ、彼女は僕の元を去ったのだろう？”と、シーズンを通してマックスが悩み続けることはないよ」とも付け加えている。
さらにマックス役のライアンは、ヘレンとの破局を次のように分析している。「あの手紙で彼女が去った理由は完全には明らかにされていないから、おそらく、それは後で描かれるのではないかと思うんだ。でも、マックスは自分が色眼鏡で見ていたことに気づいたのではないかな。完璧だった瞬間や、すべてが常に最高だったことに目を向けていて、問題があったことや、彼女が避けていたことなどにはあまり気づいていなかった。彼は順調にいくことを強く望んでいたし、問題点に少しばかり目をつぶっていたのではないかと思うよ。だから、そのことに気づくことで彼は今を生きることができて、立ち止まることなく、また前に進み始めることができるのではないかな」

新たな恋も？

また、ファンのなかにはマックスとエリザベス・ワイルダー（サンドラ・メイ・フランク）が見せる、微妙なケミストリーが恋に発展するのではないかと予想する人もいるようで、こうライアンが反応している。「マックスとワイルダーに関しては、ワイルダーはマックスを友人として支えている。ワイルダーが登場した初エピソードだったと思うけど、彼女はシャープについてアドバイスをして、“彼女を逃がしたらダメ”だと言っていました。だから、最初から二人には特別な繋がりがあったと思う」

果たして、傷心のマックスが新たな恋を見つける展開となるのだろうか？　『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』シーズン5は、NBCにて毎週火曜に放送中。日本ではシーズン1～3がU-NEXTやAmazon Prime Videoなどにて配信中。