『ストレンジャー・シングス』最終シーズンは涙、クリエイターがNetflix幹部を泣かす

Netflixが贈るSFホラードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、シーズン5で幕を閉じることが決まっているが、本作のクリエイターがその最終シーズンの展開をNetflix幹部に説明した時、彼らは涙したという。

11月13日(日)の夜、米ロサンゼルスで行われたイベントで、本作のクリエイターであるマット&ロス・ダファー兄弟と作総指揮のショーン・レヴィがシーズン5の現状について、「2週間前に最初の脚本を提出し、今2つ目の脚本に取り掛かっています。全速力で進んでいます」と語った。

そして、これまでのこと、そしてシーズン5で描かれることについて述べている。

「シーズン1の頃、Netflixがそもそもこの作品をやらせてくれたことに驚きましたが、シーズン2では脚本家と一緒にもっと大きな企画として全体の話を進めバックストーリーも作り、予想外の展開も作っていたのを覚えています。シーズン4で多くのことを明らかにし始めましたが、まだかなりの部分が残っています。

しかし、超常現象と同じくらい重要なのは、多くのキャラクター(そのほとんどがまだ生きていますし)が登場することで、それらの流れをまとめることが重要なのです。シーズン1から成長してきたキャラクターが多いので、成長が完成するようにすることと、未解決の問題を解決し、最終的には明らかにすることのバランスを取ることが重要なんです」

また、この作品がどのように終わるのかを知っている人はほとんどいないというが、マットはある会議でNetflixの幹部に物語の話をしたとき、彼らが涙したことを明かした。「幹部たちを泣かせたんです。これは良い兆候だと感じました。以前、予算会議で泣いているのを見たことはありましたがね」

「あれは別の涙だったけどね」と返したレヴィは、「今、ついネタバレしてしまうのではとドキドキしていますが、あの2時間の会議室にいた目撃者として、そしてこの最初の脚本を読んだ者として、この作品はとても有名になって、80年代が舞台で超自然現象ドラマですが、キャラクターについて描いたものですシーズン5は、キャラクターたちのストーリーを大事にしており、それは常に『ストレンジャー・シングス』の生命線になっていたのです」

さらに、最終シーズンが80年代のホラーやポップカルチャーの影響をどれだけ織り込み続けるかについて聞かれたロスは、「私たちがやろうとしていることは、シリーズ当初のトーンに少し戻ることだと思いますが、スケール的にはシーズン4のものに沿っています。でも全ての要素が少しでもあるといいなと思っています」と集大成であることを述べた。

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』はNetflixにて配信中。

(海外ドラマNAVI)

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Photo:Netflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界』