『ストレンジャー・シングス』デヴィッド・ハーバー、シーズン5でホッパーには「平和が相応しい」

世界中で社会現象を巻き起こしたNetflixの超人気SFアドベンチャーシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でジム・ホッパー役を演じるデヴィッド・ハーバーが、ファイナルとなるシーズン5でホッパーが迎えてほしいエンディングについて語っている。

大まかには把握している

米Total Filmのインタビューに応えたデヴィッドが、まずはシーズン5について分かっていることを語った。「(シーズン5の)形や構造、全体がどうなっているか大まかには把握しているけど、まだ具体的なことは分かっていないんだ。僕は(クリエイターのダファー兄弟の)やり方を信頼しているし、毎シーズン、どんなことをホッパーに経験してほしいかアイデアが浮かぶから、彼らにメールを送るんだけど、それに対して二人が凄くよく反応してくれるんだ。でも、まだ第1話の完全な脚本は受け取っていないよ」まだ脚本が完成していないということは、デヴィッドが提案したホッパーに起こってほしい展開や描写などが、ファイナルシーズンのストーリーに反映されるかもしれない。

彼には平和が相応しい

またデヴィッドは、シーズン5に望むことについても言及している。「僕はストーリーテリングにおける基本的な道徳観を信じていて、登場人物はそのキャラクター像に値するものを得るべきだと考えている。それは単に笑顔で済まされるものじゃなくて、もっと複雑だけどね。ホッパーは多くのことを乗り越えた人だし、彼には平和が相応しいと思う。それが実現するのを見たいんだ。でも本当に問いたくなるのは、ダファー兄弟は(チャールズ・)ディケンズ的なのか? それとも(フランツ・)カフカ的なのか? ということです。“彼らは、『クリスマス・キャロル』の最後に出て来る、大きな七面鳥のディナーを信じているのだろうか?”とね。僕自身も疑問に思っていて、どんな展開になるのか凄く楽しみだよ」

デヴィッドは、ファイナルシーズンのエンディングが、チャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」のようにハッピーエンドで終わるのか、それともフランツ・カフカの作品のように陰鬱な展開を迎えるのか気になっているようだ。

シーズン4で最大のヴィランとなったヴェクナは、まだ生きているものと考えられ、しかも最終話のラストでは裏側の世界の脅威が地上に忍び寄り、ホーキンスに甚大な危機が迫っていた。シーズン5でホッパーやイレブンたちは待ち受ける戦いに打ち勝ち、町に平和は訪れるのだろうか? 『ストレンジャー・シングス』シーズン5のリリース日は未定。シーズン1~4はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:Netflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界』©Courtesy of Netflix