『シカゴ・ファイア』の共同クリエイターを務めてきたデレク・ハースが降板することが明らかになったとTV Lineが伝えている。
作品を離れる時期は…
米NBC製作のシカゴを舞台にしたドラマシリーズを総称する“One Chicago(ワンシカゴ)や、米CBSで展開している『FBI:特別捜査班』をはじめとするFBIユニバースなど、ヒットメイカーのディック・ウルフと共に数々の人気シリーズを世に送り出してきたハース。
現在手掛けている『シカゴ・ファイア』シーズン11と『FBI:インターナショナル』シーズン2が終了次第、作品を離れるという。
「新たな作品作りに集中するために、来年Wolf Entertainmentを離れることになりますが、『シカゴ・ファイア』と『FBI:インターナショナル』の現シーズン終了まで、きちんと素晴らしいエピソードをお届けできるよう全力を注いでまいります」と声明を発表。
「ストーリーテリングやペース、キャラクター、プロダクション・バリュー、最高のキャスト、クルー、スタッフを雇うことなどに関して、私が知っているすべてのことはすべてディック・ウルフとピーター・ジャンコウスキーから学びました。Universal Television、NBC、 CBSからの信じられないほどのサポートを含め、数十年に渡って我が家と呼んできた愛する場所を去ることは辛いですが、エンターテイメントにおいて自分自身のブランドを確立することを楽しみにしています」とコメントしている。
後任は?
製作のみならず脚本も得意とするハース。2012年に『シカゴ・ファイア』を立ち上げると、スピンオフの『シカゴ P.D.』と『シカゴ・メッド』展開にも貢献。現在まで全3作品の製作総指揮を担当してきた。『FBI:特別捜査班』と『FBI:インターナショナル』の方でもクリエイターと製作総指揮を担当。今年5月にはCBSによって2シーズンまとめて更新が決定されており、FBIの物語はまだまだ続くわけだが、現時点でハースの後任を誰が務めるのかは明らかになっていない。
以下、降板キャストのネタバレがありますのでご注意ください。
ハースの降板は『シカゴ P.D.』のジェシー・リー・ソファー、『シカゴ・メッド』のブライアン・ティー、『FBI:Most Wanted~指名手配特捜班~』のジュリアン・マクマホンといったキャスト降板に続く発表。今後どのような進化を遂げていくのか、注目が集まる。
『シカゴ・ファイア』シーズン1~8がHulu、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参照元:TV Line