『クリミナル・マインド』リバイバル版で「描く必要がある5つのこと」

大ヒット犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のリバイバル版となる『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』(原題:Criminal Minds: Evolution)について、米Screen Rantが「リバイバル版で描く必要があること」を取り上げている。

スペンサー・リードがリバイバル版で不在の理由

リバイバル版が発表された時の一番大きな衝撃は、スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーが復帰しないことだった。リードはファンの間で非常に人気が高く、全シーズンに登場している数少ないキャラクターだからだ。リバイバル版にリードが不在の理由はいくつか考えられるが、番組の脚本チームはファンのお気に入りであるプロファイラーが今、FBI行動分析課(BAU)にいない理由について、かなり納得のいく説明を与えなければならないだろう。

ペネロープ・ガルシアとルーク・アルベスの関係が進展するのかどうか

本家シリーズの展開で最も期待された関係のひとつが、ルーク・アルベス(アダム・ロドリゲス)とペネロープ・ガルシア(カーステン・ヴァングスネス)の恋愛に発展しそうな関係だ。ペネロープは親友のデレク・モーガン(シェマー・ムーア)がBAUを去ったことで落ち込み、最初は後任として配属されたルークに敵対心を抱いていた。しかし、時が経つにつれて二人は親密になっていき、喧嘩をしながらも、その裏にはお互いへの想いが隠されていた。シーズン15の最終回ではルークがペネロープをデートに誘い、彼女は快く承諾。二人の恋の行方に気になっているファンのためにも、リブート版で描かれるべき要素だろう。

BAUのユニットチーフとして活躍するエミリー・プレンティス

最後に視聴者がエミリー・プレンティスを目にしたとき、彼女はBAUのユニットチーフだった。エミリーはインターポールからBAUの特別捜査官までキャリアを大きく転々としているため、本家に引き続き、今もエミリーがユニットチーフとしてBAUを牽引しているのか気になるところ。

過去の事件を振り返るエピソード

本家シリーズでは、過去の事件で描かれたキャラクターを再登場させるなど、進行中の物語と関連性を持たせたストーリー展開が人気を博していた。しかし、リバイバル版は1シーズンでひとつの事件を追うスタイルとなり、シーズン1は全10話構成のため、本家シリーズで描かれた事件や犯人を再び取り上げることは難しいかもしれない。だが将来的にシーズン2へ更新されるなら、オリジナル版の事件やキャラクターなどが再びフィーチャーされれば、昔から応援しているファンにとってもオマージュになるだろう。

特徴的なオープニング・クレジット

これまでに番組は数多くのキャストが入れ替わってきたが、ひとつだけ変わらないものがある。それは、あの特徴的なオープニング・クレジットだ。リバイバル版に必要となるであろう他の側面に比べれば些細なことかもしれないが、ファンはオープニング・クレジットがいかにアイコニックな要素であるか分かっている。本家シリーズではキャストが変わって新シーズンへ更新されても、オープニング・クレジットは全15シーズンを通して同じだったことから、視聴者はリブート版にも同じオープニングを期待しているに違いない。

果たして、上述の5つの要素がリブート版で描かれるだろうか? 『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』は2月22日(水)、Disney+ (ディズニープラス)の「スター」で日本最速独占配信。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『クリミナル・マインド FBI行動分析課』(c) ABC Studios