ドラマ版『ピッチ・パーフェクト』、マーベルドラマ『ロキ』から影響を受ける?

全世界で大ヒットを記録した人気ミュージカル映画『ピッチ・パーフェクト』のドラマ版『Pitch Perfect: Bumper in Berlin(原題)』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気ドラマ『ロキ』から影響を受けているようだ。

ドラマ版『ピッチ・パーフェクト』は映画版から数年後…

女子アカペラ部“ベラーズ”を舞台に描いた映画版は第3弾『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』まで製作。米NBCの配信サービスPeacockによるドラマ版は、アダム・ディヴァイン演じるバンパーが主人公となり、第3弾目の出来事から数年後、自身の曲がベルリンで大ヒットしたことをきっかけにドイツへ移住し、歌手として再起を図る姿を描く。

一方『ロキ』は、ソーの義弟で“悪戯の神”との異名を誇るロキを主人公に、 時間変異取締局(TVA)のためにロキが神聖時間軸から派生した分岐を剪定していくうちに、TVAの正体が明かされていくというストーリー。

『ロキ』からインスパイアされたこととは?

両作には全く共通点がなさそうだが、ドラマ版『ピッチ・パーフェクト』は『ロキ』からどんな影響を受けたのだろうか? 映画版に出演して第2弾では監督を務め、ドラマ版に製作総指揮でカムバックするエリザベス・バンクスが米トーク番組『The View』に出演し、その疑問に答えている。

「常に私たちは、『ピッチ・パーフェクト』をより多くのファンに届ける方法を模索しています。正直なところ、『ロキ』に少しインスパイアされているんです。マーベルのヴィランをテレビ番組の主役にして、全体のバックストーリーが作られています。アダム・ディヴァインのキャラクターで、それを実現できないかと考えたんです。彼は愛すべきヴィランですから」

ドラマ版でバンパーは、映画第2弾でベラーズのライバルとして登場した、ドイツのアカペラチーム“ダス・サウンド・マシーン”と再び関わることになるという。

“ロキ”は憎めないヴィランとして愛されているが、ドラマ版『ピッチ・パーフェクト』でバンパーがどのように描かれ、いかにキャラクターアークが発展していくかが見どころとなりそうだ。

『Pitch Perfect: Bumper in Berlin』は、Peacockにて11月23日(水)より配信スタート。映画『ピッチ・パーフェクト』はU-NEXTなどにて配信中

(海外ドラマNAVI)

参照元:Entertainment Weekly

Photo:映画『ピッチ・パーフェクト』©FAMOUS