『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』でケンジー・ブライ役を演じるダニエラ・ルーアが、共演者のリンダ・ハントとの関係について「共演出来て幸せ」とLooperに話したと伝えている。(本記事は日本未放送のシーズン14に関するネタバレがあるのでご注意ください)
10月9日から本国で放送が始まった『NCIS:LA』シーズン14だが、そこにリンダ・ハント演じるヘティ・ラングの姿はなかった。
2009年の放送開始以来、13年にわたって出演してきたリンダ。1982年公開の映画『危険な年』でアカデミー賞を受賞した77歳の名女優リンダは、OSP管理部長でチームのまとめ役であるヘティを長年好演してきたがシーズン13の時点で、新型コロナウイルス感染予防措置として出演は部分的になった。
以下、シーズン14のネタバレがありますのでご注意ください
恐れていたことが現実に…?
ヘティ出演シーンが減少してきたこの頃からファンの間では、近々リンダが降板してしまうのではないかと不安の声があがっていたが、シーズン14でその不安が現実に。シーズン14冒頭でヘティがシリアで亡くなったというシーンが描かれたのだ。これはヘティの自作自演で、実際は死んでいないことが明らかになったものの、ファンに与えた衝撃は大きいものだった。その後、製作総指揮のR・スコット・ゲミルは、ヘティがシーズン14に登場する可能性はあるとコメントしたが、具体的にいつになるかはわからないという。
名女優との共演
これまでシーズン1からリンダと共演してきたケンジー役のダニエラはLooperのインタビューで、リンダと一緒に仕事をするのはどのようなものだったか聞かれると「リンダが人としてどれだけ素晴らしいか表現する言葉が見つからない」とコメント。「あれほどの技術レベルをもっていて、ただ静かにいるだけで、人の話を聞いているだけで、存在感ゆえに衝撃をあたえることができるほどの方と一緒に仕事をできるなんて光栄でした」と尊敬を示した。
「彼女は人間として女優として素晴らしい方。彼女に番組に参加してもらえて私たちはとてもラッキーです。私たちは彼女と一緒に働けて幸せ者ですね。素敵な方です」と話すダニエラは、他の共演者仲間であるクリス・オドネルとLL・クール・Jについては兄弟のように感じているという。「月日が経って、多くの時間を一緒に過ごしてきました。元カレとの失恋、婚約者との顔合わせ、結婚に出産、私の人生の大切な時にはいつも彼らがいました。今となっては兄弟ですね。私がやることをいつも応援してくれます。文字通り家族です」
13年間という長い時間を共に過ごしてきたからこそ特別な絆を築き上げてきた『NCIS:LA』キャストたち。リンダの出演回数が減ってしまうことはキャストにとってもファンにとっても悲しいことだが、降板というわけではないので、今後の貴重な出演回を楽しみに待ちたい。
『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』はシーズン1から12がHuluにて配信中。
(海外ドラマNAVI)
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