日本生まれのイギリス人作家、カズオ・イシグロによるベストセラー小説「わたしを離さないで」が、米FXでドラマ化されることが明らかとなった。米Indie Wireが報じている、
2010年には映画化
2005年に出版された「わたしを離さないで」は、「日の名残り」でも知られるノーベル賞受賞作家であるイシグロの最も人気のある小説の一つ。小説は、イギリスの田園地帯にひっそりと佇む謎めいた寄宿舎へーシャムを舞台に、過酷な運命を宿命づけられたキャシーとトミー、ルースという幼なじみの三人が、その現状を静かに受入れながらもひたむきに生きていく様が描かれる異色ヒューマン青春ストーリー。
本作は2010年に同名タイトルで映画化され、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの主演で知られるアンドリュー・ガーフィールドがトミー役、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキーラ・ナイトレイがルース役、『華麗なるギャツビー』『プロミシング・ヤング・ウーマン』のキャリー・マリガンがキャシー役で出演した。日本でも2016年に同名でドラマ化されている。
新キャラクターに焦点
FXが“スリラー”と称するドラマ版の設定は映画と同じだが、まったく異なるタイプのストーリーで新キャラクターに焦点を当てるという。寄宿学校を脱走し主人公ソラ役を演じるのはヴァイオラ・プレティジョン(『ザ・メバーズ』)、トレーシー・ウルマン(『ザ・プロム』)、ケリー・マクドナルド(『トレインスポッティング』)、アイーシャ・ハート(『ライン・オブ・デューティ』)、ゲイリー・ビードル(『キャシアン・アンドー』)、スーザン・ブラウン(『ブロードチャーチ ~殺意の町~』)らがキャストに名を連ねている。
映画版で脚本を手がけたアレックス・ガーランドが製作総指揮を担い、『ザ・ネバーズ』でペンを執ったメリッサ・イクバルがショーランナー・脚本を兼任。『サード・デイ ~祝祭の孤島~』などのマーク・ミュンデンがパイロット版で監督を務め、イクバルとミュンデンは原作者のイシグロ、アンドリュー・マクドナルド(『エクス・マキナ』)、アロン・ライヒ(『T2 トレインスポッティング』)、マリア・フレイシャー(『トールキン 旅のはじまり』)らと製作総指揮も務める。
ドラマ化「わたしを離さないで」は、米FXと米Huluにて独占リリース予定。日本では、映画版『わたしを離さないで』はDisney+ (ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:カズオ・イシグロ©James Warren/Famous