マーガレット・アトウッドの小説「侍女の物語」を原作に、近未来のデストピアな世界を描く米Huluの『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。15のエミー賞に輝いた傑作シリーズがついに幕を閉じることがわかった。米TV Lineなど複数のメディアが一斉に報じた。
現地時間9月8日(木)『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン5のプレミアイベントが開催。その場で米Huluによって、シーズン6への更新が発表され、このシーズンを持って終了となることも併せて明らかになった。
その一方、本作でショーランナーを務めるブルース・ミラー(『ユーリカ ~地図にない街~』)によって、『ハンドメイズ・テイル』のもととなっている「侍女たちの物語」の続編小説「The Testaments(原題)」のドラマシリーズ化も進められているため、完全にこの物語が幕を閉じるわけではなさそうだ。
2019年秋にアトウッドによって執筆された「The Testaments(原題)」は、「侍女の物語」から約15年後の世界が舞台となり、語り手は3名の女性だという。ギレアドの教義を信じて疑わない厳格なリディア叔母が再び登場して重要な役割を担っている。
シーズン5は米Huluにて9月14日(水)より配信スタート。はじめの2話が同時解禁となり、その後は毎週1話ずつ配信される予定だ。日本への上陸は未定。新シーズンからは、『HAWAII FIVE-0』のジェシー・ノムラ役で知られるクリスティーン・コーが出演することもわかっている。
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』は、シーズン1から4までHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ハンドメイズ・テイル』シーズン4© 2021 MGM Television Entertainment Inc. and Relentless Productions LLC. All Rights Reserved.