シリアル・キラーが主人公の⼤ヒットドラマ『デクスター』のリブート版、『デクスター:ニュー・ブラッド』。本作のDVDリリースを記念して、DVD-BOXに収録されている特典映像の一部が公開された。
『デクスター:ニュー・ブラッド』あらすじ
『デクスター:ニュー・ブラッド』の舞台は、自分の存在が理由で大切な人を次々と殺されたデクスターが、愛する息子ハリソンのために自らの死を偽装し行方をくらませたオリジナル版のラストから10年後。
ボート事故で死んだと信じられていたデクスターは、ジム・リンジーという偽名を使いニューヨーク州の小さな町アイアン・レイクで暮らしていた。警察署長の恋人を持ち、平凡な人生を送っているジムのもとを突然息子が訪れてきたことで彼の生活は一変。ハリソンとの同居をきっかけに不穏な方向へ動き出す…。再び殺人の衝動に駆られ、過去の清算を迫られながらも、雪深いこの町に潜む闇に近づいてゆく―。
『デクスター:ニュー・ブラッド』特典映像が公開
「(オリジナル版の最終回)あれから10年が経ち、彼は平穏に暮らしていた。怪物のように殺人を犯すこともない。自分を律して普通の生活を送っている」と語るのは、デクスター役で主演し、製作総指揮も務めるマイケル・C・ホール。
本作には、デクスターの義妹デボラが登場しているが、彼女はすでに亡くなっているはず。マイケルは彼女の登場に「いい考えだと思ったし、とてもしっくりきた」と述べ、製作総指揮の一人であるクライド・フィリップスは、「デボラは殺人の衝動を抑えたいデクスターの潜在意識も代弁する、彼の心の一部」と語り、幻影として登場している理由を明かした。
幻影のデボラは生前と同じではない
そんなデボラを演じたジェニファー・カーペンターは、「幻影のデボラは生前と同じではない。それを感じてほしい」と⾒どころを説明。
一方のマイケルは「デクスターとデボラは⼝論することも多い。彼の葛藤がうまく表現できている」とし、「彼⼥を死なせてしまった責任をはじめ、過去の償いを望む彼の気持ちが表れている。彼が⻑い間、殺人の衝動を抑制できたのは、彼⼥のおかげ」とデクスターの心情とデボラの重要性を分析している。
また、本作でマイケルとジェニファーが再共演することに喜ぶファンも多い。フィリップスは「カメラが回っていない時もすごく仲がいい」と、離婚した仲でもよき友人関係を築いていることを証明。マイケルとジェニファーは、オリジナル版『デクスター』が放送されていた2008年から2010年の2年間、夫婦関係だった。
その⾔葉通りジェニファーは「私とマイケルは撮影中もジョークを⾔い合って大笑いしていた。最高のひと時だった」と興奮気味に語り、二人の和気あいあいとした撮影現場の映像も公開された。
さらに、再び殺人を犯してしまったデクスターを、「闇に染まるとともに、光への渇望が強くなり、息子と関わりたくなったんだ。再びまっとうな道に戻れると考えたのかも。彼の心中は複雑でね…」と、笑い飛ばすマイケル。息子ハリソン(ジャック・アルコット)に、自分が父親であることを告白するデクスターの胸中を代弁した。
『デクスター:ニュー・ブラッド』商品情報
2022年9月7日(水)より
・DVD-BOX 10,230円(税込)
・デジタルセル
・DVDレンタル Vol.1~Vol.5
また、オリジナル版『デクスター』シーズン1からファイナルシーズンの<トク選BOX>が好評リリース中!各5,233円(税込)
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(海外ドラマNAVI)
Photo:『デクスター:ニュー・ブラッド』』DEXTER ® New Blood © 2022 Showtime Networks Inc. All Rights Reserved. SHOWTIME and related marks are registered trademarks of Showtime Networks Inc., a Paramount Company. TM & © 2022 CBS Broadcasting Inc. CBS and related logos are registered trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.