【Netflixおすすめ】週間ランキング:『サンドマン』から首位奪還したのは…(8/22~8/28)

Netflixで先週最も見られたTVシリーズTOP10を英語作品と非英語作品に分けて、ご紹介。先週最も見られた海外ドラマとは…!?  『13の理由』クリエイターが手掛ける『エコーズ』が絶好調! 非英語作品ではドイツ発サスペンス『KLEO/クレオ』が初登場。

<英語作品TOP10>

1位 エコーズ ↑
2位 サンドマン シーズン1 ↓
3位 私の"初めて"日記 シーズン3 ↓
4位 ストレンジャー・シングス 未知の世界4 ↓
5位 MANIFEST/マニフェスト シーズン1 ↑
6位 セリング・オレンジカウンティ ~ビーチタウン、夢の豪華物件 シーズン1
7位 パートナートラック シーズン1
8位 ロック&キー シーズン3 ↓
9位 ヴァージンリバー シーズン4 ↓
10位 メイクアップ・スター シーズン4

<非英語作品TOP10>

1位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 シーズン1(韓国) →
2位 ハイ・ヒート: 炎より熱く シーズン1(メキシコ) →
3位 還魂 シーズン1(韓国)↑
4位 KLEO/クレオ シーズン1(ドイツ)
5位 Alma/アルマ シーズン1(スペイン) ↑
6位 Pasión de Gavilanes シーズン2(コロンビア)※日本未配信 ↓
7位 出会えていないもう一人の私に シーズン1(トルコ) ↓
8位 紳士とお嬢さん シーズン1(韓国)
9位 模範家族 シーズン1(韓国) ↓
10位 Pasión de Gavilanes シーズン1コロンビア)※日本未配信 ↓

『13の理由』クリエイターが手掛けるスリラー

英語作品では、3週連続1位だった『サンドマン』を抜いて、リミテッドシリーズ『エコーズ』が1位を獲得。視聴時間は6849万時間で、2位の『サンドマン』とは1500万時間以上の差をつけた。全7話と比較的短い構成ながら、予想外の展開で観る者を惹き込む。『13の理由』のクリエイターであるブライアン・ヨーキーが脚本と製作総指揮を務める本作には、主演で一人二役を務めたミシェル・モナハンも驚かされたという。「ブライアン・ヨーキーが電話で“君のためのシリーズがある。リミテッドシリーズを君に送りたい”と言ってくれたの。“スリラーでミステリーだ”って言っていた。それから最初の3話か4話分の脚本を受け取ったと思う。第1話の結末を読んだとき“噓でしょ!”って感じで、そのまま2話目、3話目と読んでしまった。」とColliderのインタビューでコメント。「挑戦になるとわかっていたけど、それこそ私が求めていたものだった。」と役を楽しんだことを明かした。

新作では『パートナートラック』が初登場7位に。台湾系アメリカ人の小説家ヘレン・ワンが弁護士時代の経験を活かして執筆した処女作を原作とする本作の主人公はニューヨークの一流法律事務所でパートナー弁護士の地位を獲得したいイングリッド。ライバルとの熾烈な競争や思いがけない恋模様など、忙しない日々を追うヒューマンドラマでイングリッド役を演じるのは『ティーン・ウルフ』のアーデン・チョー。アーデンはダニエル・デイ・キムらと共にシリーズ『Avatar: The Last Airbender(原題)』への出演も決定しており、要注目の女優の一人。

ドイツ発の実話サスペンスに注目

非英語作品では、実話に基づくドイツ発のサスペンス『KLEO/クレオ』が2157万視聴時間を記録して初登場4位にランクイン。舞台はベルリンの壁が崩壊した後のドイツ。旧東ドイツの敏腕工作員だったクレオは何者かに裏切られ、命を狙われるはめになり…というストーリー。復讐に燃える主人公クレオを演じたのは『ベルリン・アレクサンダープラッツ』のイェラ・ハーゼ。俳優になる夢を抱いたきっかけは『ハリー・ポッター』でエマ・ワトソン演じるハーマイオニーに嫉妬に近い憧れを抱いたから、という愛らしいエピソードをもつ。今回主演を務めた『KLEO/クレオ』は42の国と地域でTOP10入りを果たしており、イェラに憧れて俳優になることを夢見る子供が出てくるかもしれない。キッチュな世界観も病みつきになる全8話をぜひ、お楽しみに。

(KanaKo)

Photo:『サンドマン』『KLEO/クレオ』『パートナートラック』『エコーズ』Netflix独占配信中