1994年から10シーズンにわたって放送され、いまもなお世界中で愛されている伝説的シットコム『フレンズ』。その放送前に主要キャスト6人が行ったラスベガス旅行について、エピソード監督が回顧録で思い出を振り返っている。
『フレンズ』には、レイチェル・グリーン役のジェニファー・アニストン、ロス・ゲラー役のデヴィッド・シュワイマー、モニカ・ゲラー役のコートニー・コックス、ジョーイ・トリビアーニ役のマット・ルブラン、フィービー・ブッフェ役のリサ・クドロー、チャンドラー・ビング役のマシュー・ペリーが主演。本シリーズの大成功で一躍スターになった6人だが、それぞれの人生を変える伝説的ドラマが放送される前に、揃ってラスベガスに旅行へ行き、絆を深めたようだ。
監督が語ったラスベガス旅行の思い出とは?
米ETによると、シーズン1~4でエピソード監督を務めたジェームズ・バロウズが出版予定の回顧録「Directed by James Burrows(原題)」で、まるで修学旅行のように盛り上がったラスベガスへの旅について、次のように綴っているという。
「スパゴ(高級レストラン)で7人分の予約を取り、周りから私たちが見えるように中央のテーブルを頼んだ。私は、この番組が大ヒットする希望があるとわかっていたから、みんなに、“これは無名として出かけられる最後のチャンスだ。この番組が放送されたら、君たちはどこへ行っても追いかけ回されることになるよ”と伝えたんだ。」
「1400ドルを用意したが計算がおかしいと思ったら、(マット・)ルブランはクラップス(カジノで遊ばれるサイコロゲーム)のやり方を知らなくて、数秒で200ドルをすってしまったから、追加で200ドルあげたこともあったね。」
「その後、有名になった彼らは、私が渡したお金の精算小切手をそれぞれ書いてくれた。6人は真の友達になり、私の楽屋でポーカーをするようになって、より絆を深めていった。彼らは純粋にお互いを慕い合っていて、そういう繋がりの中で監督とキャストは生きているんだ」
スクリーンで各キャストが見せた素晴らしいケミストリーやシナジーは、カメラの裏側で6人が築いたかけがえのない友情が大きく影響していたに違いない。そこから生まれるダイナミズムが番組の魅力となり、社会現象を巻き起こすほどの大ヒットに繋がったのではないだろうか。
なお、2019年に番組開始から25周年を記念して製作されることが決まった同窓会番組『フレンズ:ザ・リユニオン』では、シリーズの終了から実に17年ぶりに6人が再集結している。
『フレンズ』シーズン1~10はNetflixで、『フレンズ:ザ・リユニオン』はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『フレンズ』(C)Bright/Kauffman/Crane Productions in association with Warner Bros. Television Production Inc.