大ヒット犯罪アクションドラマ『ブラックリスト』。シーズン9がまもなく日本で放送開始となるが、同シーズンからシリーズに参加するディアニー・ロドリゲスが、主演を務めるジェームズ・スペイダーとの共演について語っている。
新加入のディアニー・ロドリゲスは、これまで『アウトサイダー』や『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』、『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』など人気ドラマシリーズにゲスト出演。『ブラックリスト』ではシーズン9の第1話からウィーチャ役で出演する。
ディアニーが本作でジェームズ・スペイダーと初めて一緒になったのは、車中でのシーン。「私は車の運転席にいて、ジェームズは後部座席に乗り込んできたの」と、密室のような空間にジェームズと二人きりだったとディアニーは説明。
そして、クルーがカメラの位置を変更するため撮影は一時中断。間が持たなかったそう。そんな時、声をかけたのはジェームズだった。「彼から『やあ、ディアニー。僕はジェームズだ。よろしくね』と言ってきたの。私は『ご機嫌いかがですか、“ボスマン”』って答えたの」
ジェームズ・スペイダーといえば、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や『ボストン・リーガル』『ジ・オフィス』などで知られる俳優歴40年以上の大ベテラン。ディアニーにとって、ジェームズはまるで上司(ボスマン)のような存在に思えたのだろう。ジェームズは“ボスマン”に反応し、「今、なんて僕を呼んだの? ジェームズと呼んでくれたらいいんだよ」と彼女に伝えたという。
しかし、ディアニーはますます固まった。「ジェームズなんて呼べません。私はずっと後輩ですから。それに私はあなたの大ファンなんです。とにかくジェームズとは呼べません、ごめんなさい」と、なんとか声を絞りだした。ディアニーはこの間、ジェームズの顔を直視することもできなかったとか。
そんな彼女にジェームズは、「おもしろい考えだね。頭にいれておくよ」とだけ答えて口をつぐんでしまったという。ディアニーの体内時間によれば、そこから20秒の沈黙。耐えられなくなり、「私、変なこと言いましたか?」と彼に問いかけた。ジェームズはただにっこり笑って、その場を収めたという。今では笑い話となったようだが、ジェームズとディアニーの車中のシーンの前には、こんなぎくしゃくした初対面があったのだ。
『ブラックリスト』シーズン9 放送情報
スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて
5月31日(火)より独占日本初放送
【二カ国語版】毎週火曜22:00ほか
【字幕版・5.1ch】毎週火曜24:00ほか
(海外ドラマNAVI)
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