アーノルド・シュワルツェネッガー主演のNetflixスパイシリーズ、キャスト14人発表

映画『ターミネーター』シリーズなどで知られるアクション俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが主演し、Netflix製作によるタイトル未定のスパイドラマシリーズに出演するキャスト14人が発表された。米Varietyが報じている。

2021年5月にNetflixが発注した今回のスパイドラマは全8話のシリーズに。父親ルークと娘エマが、それぞれが何年も密かにCIA工作員として働いていたことを知ったとき、自分たちの関係すべてが嘘で、実際にはお互いのことを全く知らないことに気づく…というストーリー。

ルーク役でアーノルドが主演し、Netflixの刑事コメディドラマ『THE GOOD COP/グッド・コップ』や、ドラマ版『リーサル・ウェポン』『シカゴ P.D.』などに出演しているモニカ・バルバロがエマ役に決定している。

今回、発表されたレギュラーキャストの顔ぶれは以下の通り。

・ジェイ・バルシェル(『ロボコップ』『ニューヨーク 親切なロシア料理店』)
エマの優しく無防備な恋人、カーター役を演じる。カーターは幼稚園の先生で、エマが、世界中の困っている人たちに上水を提供する非営利団体で働いていると信じ込んでいる。家族を何よりも優先する彼だが、エマに関する多くの秘密を知ったとき、彼の愛が試されることになる。

・アパルナ・ブリエル(『A.P. Bio(原題)』)
CIAに借りがある、NSA(米国家安全保障局)分析官のティナ役。その若さにもかかわらず有能で知的な彼女は、新しい同僚に少し脅威を感じているが、仕事では極めて優秀。

・ファビアナ・ウーデニオ『新ビバリーヒルズ青春白書』『溺れる女たち ~ミストレス~』
ルークの元妻でエマの母親であるタリー役。タリーは2人がCIAに所属していることを知らないが、ルークが頻繁に“出張”することに疑問を抱き、2人と距離を置いている。タリーには新しい恋人ができたが、ルークとの微妙な関係は現在も続いている。

・アンディ・バックリー『SCORPION/スコーピオン』『9-1-1:LA救命最前線』
タリーの現在の恋人で気さくなドニー役。タリーに対して思慮深く前向きだが、ルークがタリーを取り戻そうとしていることに気づくと、その素質が消えてしまう。

・ミラン・カーター(『Warped!(原題)』)
子どもっぽいが愛すべき誇り高きオタクで、過去20年間にわたってルークと密接に働いてきた、CIA職員バリー役を演じる。バリーは親切かつ優秀な士官で、ルークと彼のチームの安全を守る一方で現場からは遠ざかっている。

・フォーチュン・フィームスター(『チャンピオン』)
ルークを父親のように慕う、賢くシニカルなCIA職員ルー(ルースの略)役を演じる。

・バーバラ・イヴ・ハリス『シカゴ・ファイア』『リベンジ』
CIAの地方長官ドット役。知的で威厳があり、威圧的なキャラクター。

・ガブリエル・ルナ『エージェント・オブ・シールド』『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』
オックスフォード大学を卒業したカリスマ的なビジネスマンで、そのスキルを違法な武器取引に生かすことを選んだボロ役で出演。

・トラヴィス・ヴァン・ウィンクル『ザ・ラストシップ』『YOU ―君がすべて―』
偉大なCIA職員で世界レベルの知識者でありながら、優しく甘い一面も持ち合わせているアルドン役。

そして、ゲストとして発表されたキャストは以下。

・デヴォン・ボスティック(『The 100/ハンドレッド』)
ルークとタリーの息子であるオスカー役。アプリ開発者を目指しているが、父親の期待に応えられないでいる。

・ステファニー・シー(『トゥルース 真実の行方』)
オスカーの妻で、娘ロミの母親であるサンディ役。

・デヴィッド・チンチラ『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』
ボロに仕える中尉で、違法な武器ビジネスに従事するカイン・カン役。

・レイチェル・リンチ
サンディとオスカーの6歳の可愛い娘ロミ役。ルークを慕っている。

・スコット・トンプソン『ハンニバル』シリーズ)
CIAで働く心理学者ルイス・フェファー博士役。ルークとエマの共同セラピーを担当する。

Amazon製作による『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』でクリエイターを務めるニック・サントーラとシュワルツェネッガー、『SCORPION/スコーピオン』のアダム・ヒッグスとスコット・サリヴァンらが製作総指揮に名を連ねている。(海外ドラマNAVI)

Photo:アーノルド・シュワルツェネッガー©babiradpicture/AndyKnoth/FAMOUS