Netflixよるスペイン発の人気ドラマ『ペーパー・ハウス』のクリエイターが、新型コロナウイルスのパンデミックに着想を得た新作を製作し、Netflixと再タッグを組むことが明らかとなった。米Colliderが報じている。
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Netflix『ペーパー・ハウス』ベルリンのスピンオフが制作へ!
ファイナルシーズン後編の配信開始を12月3日(金)に控え、盛り上がりを見せている『ペーパー・ハウス』。人気キャラクターのひとり、ベルリンを主人公にしたスピンオフを、2023年配信に向けてNetflixが製作すると米TVlineが伝えている。 スペイン出身のペドロ・アロンソが演じ高い人気を誇るキャラクター、ベルリンを主人…
先日、クリエイターのアレックス・ピナとNetflixが契約を更新し、今後もコンテンツに取り組んでいくことが発表された。
タイトル未定の新企画は、「新型コロナウイルスのパンデミック後にシェルターを購入する人々が増えた」という、スペインの新聞に掲載されたニュースに基づいている。
ピナは声明で、「この新しい舞台は、現代フィクションにおける最も重要なクリエイターたちと共に協力するという信頼の延長線上にあり、ごく最近まで、北米ならびにその他の国々の間に存在していたギャップを埋めるものです」とコメント。
またピナは、Netflixがリスクの高い様々なプロジェクトを製作するにあたり、自分にフリーパスを与えてくれていること、そして、そのプロジェクトにおいて完全な創造的自由を楽しんでいるとも語っている。
だが現時点では、この新企画がドラマシリーズになるのか、実際にシェルターを購入した人々を追うリアリティ番組になるのかといった詳細は不明だ。
なおピナは、『ペーパー・ハウス』でペドロ・アロンソが演じたベルリンを主人公にした、前日譚となるスピンオフドラマ『Berlin(原題)』の製作にも取り組んでいる。よって、パンデミックに着想を得た新プロジェクトが本格的に始動するまで、少し時間がかかる可能性もありそうだ。
これまでにピナは『ペーパー・ハウス』の他に、Netflixでサスペンスドラマ『ホワイトライン』やアクションドラマ『スカイ・ロッホ -赤い空の向こうに-』も手がけている。
(海外ドラマNAVI)