スピルバーグ製作『ウエスト・サイド物語』に、『ハウス・オブ・カード』コリー・ストール&『13の理由』ブライアン・ダーシー・ジェームズが出演

『E.T.』『ジュラシック・パーク』『インディ・ジョーンズ』など、数々の大ヒット映画シリーズを生み出してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグ。彼が手掛ける『ウエスト・サイド物語』のリメイク版に、Netflixオリジナル『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のピーター・ルッソ役で知られるコリー・ストールと、同じくNetflixオリジナル『13の理由』でハンナの父アンディ・ベイカーを演じるブライアン・ダーシー・ジェームズが出演することが明らかになった。米TV Lineなどが報じている。

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1957年にブロードウェイ・ミュージカルで初演され、1961年には映画化された『ウエスト・サイド物語』。ニューヨークを舞台に、敵対するギャング同士の抗争の中で芽生えたトニーとマリアの悲恋を綴ったミュージカルドラマ。

リメイク版で主人公、白人のギャング「ジェット団」メンバーのトニーを演じるのは、ニューヨーク出身で『ダイバージェント』シリーズや『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』に出演する25歳のアンセル・エルゴート。彼は、雑誌「VOGUE」で30年以上専属カメラマンを務める父と、オペラ・ディレクターの母の元に育ったサラブレッドで、自身もブロードウェイに出演、歌手としても活動する注目の若手俳優。

また、プエルトリコ系ギャング「シャーク団」のメンバーのマリア役には、17歳の高校生レイチェル・ゼグラーが、3万人の応募の者の中から抜擢された。素人だが、ソーシャルメディアで拡散されているその歌唱力には、すでに定評がある。

そんな同作でコリーは、ニューヨーク市警察ウエスト・サイド分署のシュランク警部補を演じる。彼は、非行少年たちの抗争に悩まされており、プエルトリコ系をよく思っていないため「シャークス団」を嫌っているというキャラクター。また、ブライアンが演じるのは、ウエスト・サイド分署のクラプキ巡査で、シュランクと行動を共にしている人物。

TVや映画にも出演しているコリーとブライアンの二人は、実は舞台でも活躍している。『ハウス・オブ・カード』で、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたコリーは、「オセロ」「ジュリアス・シーザー」などのシェイクスピア作品で、ブロードウェイに数多く登壇している。一方のブライアンも、ブロードウェイのベテランだ。「ハミルトン」「Shreck the Musical」「サムシング・トッテン!」「ネクスト・トゥー・ノーマル」など数多くの演目に出演し、トニー賞にも3度ノミネートされた実績を持つ。

また二人は、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組み、宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いた映画『ファースト・マン』で共演している。そんな二人は、リメイク版『ウエスト・サイド物語』でも間違いなくコンビ役も見事に演じてくれるだろう。(海外ドラマNAVI)

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コリー・ストール&ブライアン・ダーシー・ジェームズ
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