『ゲーム・オブ・スローンズ』のイケメン俳優、映画『ガルヴェストン』で盗みのプロに!

余命宣告を受けた殺し屋と、身体を売って生きるしかなかった少女。明日をも知れぬ二人の危険な逃避行を描いた映画『ガルヴェストン』。『インフェルノ』のベン・フォスターと『マレフィセント』のエル・ファニングが紡ぎ出すハード・クライム・ムービーが5月17日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開となる。逃亡を続ける二人が宿泊先で出会うトレイ役に扮するのは、なんと『ゲーム・オブ・スローンズ』で若きネッド・スタークを演じたあのイケメン俳優だ。

ボスの裏切りにあい、裏社会から追われる身となったベン演じるロイと、組織に囚われていた家出娘で、娼婦として金を稼いでいたエル扮するロッキーとの、危険な逃避行が映し出される本作。二人が逃亡先として向かうのは、ロイの思い出の地であるガルヴェストン。二人が宿泊するモーテルで出会うトレイは、自称"超一流の盗みのプロ"で、素性をひた隠しにするロイとロッキーに興味を示す。トレイは自身の仕事(盗み)に協力してもらえるはずだと思いロイに手助けを依頼。危険な橋を渡ろうとするトレイをきっかけに、ストーリーはあらぬ方向へと進んでいく...。

5月17日(金)全国公開映画『ガルヴェストン』予告編

今回トレイ役を演じたロバート・アラマヨは、米HBOの大ヒット大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』で若き日のネッド・スターク役を演じ、世界最強のスパイ機関をユーモラスにアクション満載で描く映画『キングスマン』シリーズの前日譚となる『Kingsman: The Great Game(原題)』への出演を控えるブレイク必至の新進俳優。

ロバートは「撮影前にガルヴェストンを訪れ、地元の人と会って話したんだ。僕にとっての準備期間で、役に立つ期間だった。作品の舞台に身を置けば役に近づけるということを、身をもって体験出来たんだ」と役作りへのストイックさを明かす。

また、フランス出身の国際派女優で、本作のメガホンを取るメラニー・ロラン(『白い帽子の女』)の演技指導に深く心酔したと語るロバート。「メラニーはすごい人だ。役者でもあるから、演技の可能性を最大限に引き出してくれる。素晴らしい女優だからこそ、僕たちの気持ちを分かってくれる。役者の経験は僕より豊富だからね! 彼女の役者との接し方や雰囲気づくりを目の当たりにできたことはプラスの経験になったよ」と、今後の役者人生にとっても素晴らしい体験を味わうことが出来たと話す。

本作は『TRUE DETECTIVE』シリーズの製作・総指揮・脚本を担ったニック・ピゾラットの小説「逃亡のガルヴェストン」(早川書房刊)が原作。ピゾラットといえば、優れた脚本や脚色がなされた映画やTVに与えられる全米脚本家組合賞(WGA賞)を『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』で受賞。そのほか、クライム・サスペンスドラマ『THE KILLING ~闇に眠る美少女』や、『荒野の七人』のリメイク版映画『マグニフィセント・セブン』など人気作の脚本を手掛けていることでも知られている。

出演はほかに、『リバーデイル』のリリ・ラインハート、『マスターズ・オブ・セックス』のボー・ブリッジス、『ER 緊急救命室』のクリストファー・アミトラーノなど、海外ドラマでもお馴染みのキャストが名を連ねる。

故郷を捨て裏社会で生きてきたロイがその日、ボスの勧めで行った病院で見せられたのは、まるで雪が舞うように白くモヤがかかった自分の肺のレントゲン写真だった。命の終わりが近いことを悟った彼は「どうせクソみたいな人生だ。死ぬならそれも仕方ない」そう自分に言い聞かせる。だが死への恐怖は彼を追い込み、苛立たせてゆく。その夜いつものようにボスに命じられるまま向かった"仕事先"で、ロイは突然何者かに襲われる。組織に切り捨てられたことを知った彼は、とっさに相手を撃ち殺し、その場に囚われていた若い女を連れて逃亡する。彼女の名前はロッキー。家を飛び出し、行くあてもなく身体を売って生活していたという。組織は確実に二人を追ってくるだろう。全てを失い孤独な平穏を願いながらも女を見捨てることのできないロイと、他に頼る者もなく孤独な未来を恐れるロッキー。傷だらけの二人の、果てなき逃避行が幕を開ける――。

映画『ガルヴェストン』は5月17日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:

映画『ガルヴェストン』
©2018 EMERALD SHORES LLC –ALL RIGHTS RESERVED