【ネタバレ】『ゲーム・オブ・スローンズ』脚本家が薦める、最終章前に見返すべきエピソード21選

いよいよファイナルとなる第八章の放送が目前に迫ってきた大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。全シリーズを通して、クリエイターのデヴィッド・ベニオフ、D・B・ワイスと共に脚本を手掛けてきたブライアン・コグマンが、米Entertainment Weeklyに最終章の前に見返すべきお薦めエピソード21話と、その理由を明かしている。

(※本記事は、同シリーズ第七章までのネタバレを含みますのでご注意ください)

第一章第1話「冬来たる」&第2話「王の道」

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この最初の2話はセットで"第1話"とも言うべき内容のため、まとめて選出。特に第1話は、シリーズの主要人物がまとめて紹介されているため、人物相関図を知る上でもぜひとも押さえておきたい。第2話では北の王ネッド・スタークの落とし子ジョン・スノウが冥夜の守人〈ナイツ・ウォッチ〉になるために"壁"へ向かい、ラニスター家の次男ティリオン・ラニスターが彼の甥でのちに王となるジョフリー・バラシオンを平手打ちするシーンもある。

第一章第9話「ベイラー大聖堂」

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ウィンターフェルの領主でスターク家を率いるネッドが濡れ衣を着せられて斬首され、これを機に彼の二人の娘、サンサの悲惨な運命とアリアの逃亡生活が始まった回。また、これまでにエミー賞を3度獲得しているティリオン役のピーター・ディンクレイジの名演が堪能できる。

第一章第10話「炎と血」

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デナーリス・ターガリエンが夫カール・ドロゴを火葬にした時、所有するドラゴンの卵3つが孵化し、デナーリスが"ドラゴンの母"となった記念すべきエピソード。

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第二章第3話「鉄の決意」

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コグマンが脚本を担当したエピソードで、ティリオンがサーセイのスパイをあぶり出すために法廷で評議会の役員たちを反目させるシーンが、特にお気に入りとのこと。そして、シオン・グレイジョイが洗礼を受ける場面で旗がはためいているのは、監督を務めたアリク・サカロフによる黒澤明監督へのオマージュなのだという。女戦士、タース家のブライエニーが初登場した回でもある。

第二章第6話「古今の神々」

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本来スターク家の人質ながら同家の子どもたちと一緒に育てられたシオン・グレイジョイが、スターク家のウィンターフェル城を急襲し、同家の忠臣であり自分も剣術を教わっていた指南役のロドリック・カッセルを殺害するという痛ましいシーンで幕を開けた。さらに、のちにジョン・スノウと恋に落ちる野人のイグリットが初登場し、王都キングス・ランディングでは暴動が起きた。

第二章第9話「ブラックウォーターの戦い」

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原作者のジョージ・R・R・マーティン自らがペンを執り、シリーズ初となる大きな戦闘シーン、ラニスター家の軍とスタニス・バラシオンの船隊による戦いが繰り広げられた。

第三章第3話「処罰の道」

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王都の小評議会が椅子取りゲームをするユーモアあふれるシーンがあるかと思えば、ラニスター家の長男で〈王の盾〉(護衛)だったジェイミー・ラニスターが利き腕を切り落とされるダークな展開もあり、さらにクレジットのエンディングではロックミュージックが流れる少し変わった構成。

第三章第4話「穢れなき軍団」

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"壁"の向こうの最北の地では一部のナイツ・ウォッチによる反乱が起きてモーモント総師が殺され、シリーズの主要ヴィランの一人であるラムジー・スノウ(ラムジー・ボルトン)が登場。ヴァリスの薄気味悪い過去が明かされ、8000人の奴隷兵で構成された〈穢れなき軍団(アンサリード)〉を率いたデナーリスが奴隷商人の都市アスタポアを征服と、見どころ盛りだくさん。

第三章第5話「炎の口づけ」

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コグマンが脚本を手掛けた本エピソードは、編集後の作品が脚本の初稿にかなり近いためお気に入りなのだとか。キングス・ランディングへ向かうジェイミーとブライエニーの関係を中心に描かれているが、一部のキャラクターに焦点が絞られたエピソードの中で「最高の出来」とのこと。

第三章第9話「キャスタミアの雨」

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スターク家がフレイ家による裏切りに遭い、スターク家の長男ロブと母キャトリンが殺害される"レッド・ウェディング"の回。シリーズの流れを一変させたと言っても過言ではなく、コグマンは1週間に及んだ一連の撮影でキャトリン役のミシェル・フェアリーが見せた熱意を称えている。

第四章第6話「裁判」

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ジョフリー王の毒殺容疑をかけられたティリオンの裁判の行方を追ったエピソード。物心ついた頃から『情婦』のような法廷ものに夢中になっていたコグマンは、この回の脚本を任せてくれたクリエイターに感謝し、脚本通りに順を追って撮影した法廷シーンで、ティリオンの最後の独白へとなだれ込む展開にゾクゾクしたと回想している。

第四章第8話「山と毒蛇」

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様々なキャラクターの中でも特に印象に残っているのが、最もダイナミズムにあふれていたペドロ・パスカル演じるオベリン・マーテルだというコグマン。決闘裁判でティリオンの代役を務めたオベリンが、仇敵"マウンテン"と繰り広げた死闘をチョイス。

第四章第10話「世継ぎたち」

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逃亡途中でジョフリーの〈王の盾〉の一人だった"ハウンド"と行動を共にするようになっていたアリアが、キャトリンのために自分とサンサを捜索していたブライエニーと遭遇。ハウンドとブライエニーの対決が見られる。死刑宣告されたティリオンが反撃し、スタニスの戦いも終盤を迎え、多くのキャラクターが命を落とす、見どころの多いエピソード。

第五章第8話「堅牢な家(ハードホーム)」

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ジョンや野人がホワイト・ウォーカーと戦うほか、サンサとシオンがラムジーの元から一緒に逃亡を図る展開が綴られた。コグマンが一番好きなキャラクターはサンサとシオンで、演じるソフィー・ターナーとアルフィー・アレンもお気に入りの俳優のため、個人的にかなり印象に残ったようだ。また、デナーリスの力強いスピーチが聞ける回でもある。

第六章第5話「扉」

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ブラン・スタークの付き人で"ホーダー"という言葉しか発しないホーダーが、その一言しか喋れない理由が明かされる、忘れられないエピソードだ。

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第六章第9話「落とし子の戦い」

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ジョン役のキット・ハリントンの独壇場とも言える本エピソードでは、タイトルの通り、ジョンとラムジーが繰り広げる落とし子同士の戦いが描かれる。コグマンは「この時のキットはロックスターだった」と称し、製作チームにとってシリーズの流れを一気に変える回だったとも述べている。

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第六章第10話「冬の狂風」

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ジョンが北の王となり、劣勢のサーセイが過激な方法で邪魔者をまとめて始末し、ついにデナーリスがウェスタロスへ上陸と、シリーズにおける数々のハイライトが盛り込まれている。

第七章第3話「女王の正義」

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ジョンとデナーリスが初対面を果たし、サーセイは娘を殺した相手に同じ方法で復讐。さらに、オレナ・タイレルがジェイミーにジョフリー毒殺の黒幕は自分だと告白するくだりでの二人のやり取りも見逃せない。

第七章第4話「戦利品」

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ハイガーデンから戻る途中だったラニスター家の軍がデナーリスの軍と相まみえる。デナーリスを乗せたドラゴンが噴く炎で平野が火の海と化す中、必死に対抗するジェイミーやブロンを見ていて、一体どちらを応援したらよいのか分からなくなってしまったという人も少なくないのでは。

第七章第7話「竜と狼」

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シリーズ史上最多と言えるほど、主要キャラクターが一堂に会したエピソード。サンサとアリア、ブランというスターク家の子どもたちが再会を果たし、ジョンの出生の秘密が明かされ、ドラゴンのヴィセーリオンがホワイト・ウォーカーの仲間となって壁を破壊と、最初から最後まで見ごたえたっぷり。

ファイナルシーズンがスタートする前に、おさらいも兼ねて脚本家が薦めるエピソードを見直してみてはいかがだろう? 『ゲーム・オブ・スローンズ』第八章は、4月15日(月)よりBS10 スターチャンネルにて放送スタート。

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