第二次世界大戦直後のイギリス、取材である島の読書会を訪れた作家のジュリエット。しかし、創設者は姿を消し、メンバーたちは何かを隠していた――。英ITVの大ヒットドラマ『ダウントン・アビー』のリリー・ジェームズが主演を務める、至福のミステリー映画『ガーンジー島の読書会の秘密』。今週末8月30日（金）よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開となる本作より、思わず笑みがこぼれる可愛らしい本編映像を独占入手したので紹介しよう。
今回公開されたのは、リリー演じる主人公のジュリエットが、ガーンジー島で養豚業を営んでいるドーシー（ミキール・ハースマン『ゲーム・オブ・スローンズ』）の家で、可愛い子豚ちゃんとたわむれるシーン。ドーシーに「抱いてみる？」と子豚を渡され、「ピギー！」と鳴く子豚に思わず驚く、リリーの"素"の笑顔が溢れる微笑ましい本編映像だ。
本作は、第二次世界大戦中に、英国で唯一ドイツの占領下にあったチャンネル諸島の一つで、イギリス海峡に浮かんでいるガーンジー島を舞台にした物語。
1946年、終戦の歓びに沸くロンドンで暮らす作家のジュリエットが、一冊の本をきっかけに、"ガーンジー島の読書会"のメンバーと手紙を交わすようになる。ナチスに脅えていた大戦中は、読書会と創設者であるエリザベスという女性の存在が彼らを支えていた。
本が人と人の心をつないだことに魅了されたジュリエットは、読書会について記事を書こうと島を訪ねるが、そこにエリザベスの姿はなかった。メンバーと交流するうちに、ジュリエットは彼らが重大な秘密を隠していることに気付く。やがて彼女は、エリザベスが不在の理由にたどり着く――。
ジュリエットに手紙を送り、ガーンジー島を訪れるきっかけを作ったドーシー。ジュリエットが読書会のメンバーが抱えた秘密に魅せられ、滞在を延ばしていくうちに、ドーシーとの関係も少しずつ変化し始める。映画『シンデレラ』で主演を務め『ダウントン・アビー』でクローリー家の親戚ローズ役を演じ話題となったリリーと、今年第八章で幕を閉じた大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でダーリオ・ナハーリスを演じたミキールという実力派俳優二人の関係の行方にも是非注目して欲しい。
英ITVの大ヒットドラマ『ダウントン・アビー』からはリリーだけでなく、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、マシュー・グードやペネロープ・ウィルトンも出演。そのほか、『埋もれる殺意 ～39年目の真実～』のトム・コートネイなど英国実力派俳優陣が脇を固め、『フォー・ウェディング』の名匠マイク・ニューウェル監督が贈る、人生を輝かせる至福のミステリー映画『ガーンジー島の読書会の秘密』は、いよいよ今週末8月30日（金）よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー。（海外ドラマNAVI）
Photo:映画『ガーンジー島の読書会の秘密』
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