米HBOの大ヒット大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』でスターク家の一員を演じたキャストたちが、マーベルの新作映画『Eternals(原題)』で再共演することが明らかとなった。米Hollywood Reporterが報じている。
『Eternals』は、セレスティアルズと呼ばれる宇宙の神々が人間の遺伝子を操作して生み出した二つの種族、長寿の種族エターナルズと邪悪な種族ディヴィアンツが繰り広げる戦いを描く。
8月23日(金)から26日(月)にかけて行われたイベント「D23 Expo」の中でマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、『ゲーム・オブ・スローンズ』で全八章にわたりジョン・スノウを演じたキット・ハリントンが、『Eternals』に剣の達人ブラックナイトことデーン・ウィットマン役で出演することを発表した。すでに本作には『ゲーム・オブ・スローンズ』でジョンの異母兄弟とされていたロブ・スタークに扮したリチャード・マッデンがエターナルズのイカリス役に決まっており、スターク家の面々がマーベルの新作映画で再共演を果たすことになった。
ファイギはさらに、マーベル映画『キャプテン・マーベル』でクリー族の戦士ミン・エルヴァを演じたジェンマ・チャンが、エターナルズのセルシ役で出演することも発表した。その他に出演が決定しているのはアンジェリーナ・ジョリー(『マレフィセント』)、サルマ・ハエック(『フリーダ』)、クメイル・ナンジアニ(『シリコンバレー』)など。
キットは米HBOで『ゲーム・オブ・スローンズ』のファイナルシーズンが放送終了した直後の5月末、ストレスとアルコールの問題により更生施設に入所したと報じられたが、リハビリは短期で終了したようで、6月半ばには街なかを歩いている姿を目撃されていた。マーベルの大作映画への出演が決定したということは、その後も順調に回復していたようだ。キットは第71回エミー賞ドラマ部門主演男優賞にノミネートされている。
中国出身の女性監督クロエ・ジャオがメガホンを取る『Eternals』は、全米で2020年11月6日(金)に公開予定。(海外ドラマNAVI)
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『ゲーム・オブ・スローンズ』スターク家の紋章
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