『ゲーム・オブ・スローンズ』ロブも歌う!『ロケットマン』本編映像が到着

『キングスマン』シリーズでブレイクしたタロン・エガートンを主演に据え、『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたデクスター・フレッチャーがメガホンを取った映画『ロケットマン』。伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を綴る本作は大ヒット公開中だが、珠玉のミュージカルシーンの一部が到着した。

今回の映像は、タロン演じるエルトン・ジョンが、恋人でマネージャーのジョン・リードと「HONKY CAT/ホンキー・キャット」を歌って踊る本編映像。リードを演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スターク役や『ボディガード -守るべきもの-』のデヴィッド役で知られるリチャード・マッデン。舞台とともに衣装も七変化する二人が、熱い視線を交わしながら熱唱する様は必見だ。今回の共演を通じて親しくなったというタロンとリチャードの仲良しぶりも感じ取れるだろう。

一見とても華やかなこのシーンについて、タロンは「この短いシーンは、当時エルトンに押し寄せていた急激な成功と高まる悪名と富を描いている」と、エルトンの暗い側面も描いていることを指摘。一方のフレッチャー監督は「『雨に唄えば』は僕の大好きな映画の一つで、(本シーンも)ジーン・ケリーとシド・チャリシーが着想になっている」と不朽の名作からイマジネーションを得たことを明かしながら、「そうした伝統的なものを取り入れながらも、いかにして本シーンを贅沢や、やりたい放題な様子、決して魅力的とは言えない行動...つまり金の浪費を示すシーンに仕上げるかが問題だった。この曲ではお祭りのような賑やかさと、浪費を見せる必要があったからね。賛成できるかどうかは関係なく、それが当時のエルトンの現実であり、非現実的で贅沢で横暴にすら見えるかもしれないが、この曲はその辺りのことをうまく表しているように思う。この辺りで彼は現実から乖離していくんだよ」と解説している。

エルトンの成功を描く裏で暗いその後も示唆したこの映像を観れば、本作で綴られるエルトンの光と影が垣間見えるだろう。タロンとリチャードをはじめとしたキャストたちが実際に歌っている迫力たっぷりのミュージカル・パフォーマンスも見逃せない。

ちなみに、『ロケットマン』の公開を記念して、豪華賞品が当たるチャンスもあるキャンペーンを実施中だ(https://rocketman.jp/campaign/)。本作を彩るエルトン・ジョンの珠玉の名曲22曲の中からあなたの<最高の一曲>を選んで、Twitterで投票しよう! 応募締切は9月6日(金)、最終結果発表は9月中旬予定だ。

『ロケットマン』は大ヒット公開中!(海外ドラマNAVI)

Photo:

『ロケットマン』
©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.