夏の暑さが落ち着き、秋の近づきを感じる今日この頃。秋といえば「芸術の秋」ということで、注目作が目白押しのホラー映画をご紹介しよう。この秋見るべき3本はいずれも人気映画を継承する作品だ。
『アナベル 死霊博物館』9月20日(金)公開
3度目の来日を満喫中のアナベルちゃんが大活躍の本作。タイトルロールでは第3作だが、ほかにも『死霊館』ユニバースや『アクアマン』『シャザム!』などに登場しており、実はこれが8本目の出演作となる。ジェームズ・ワンが生み出したユニバースの中でも重要なキャラクターであるアナベルちゃんの新作映画を監督したのは、『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』の脚本家ゲイリー・ドーベルマン。主演のマッケナ・グレイスは『gifted/ギフテッド』『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『キャプテン・マーベル』などの話題作に出演する人気子役で、『CSI:科学捜査班』『サバイバー:宿命の大統領』『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』といった人気ドラマにも参加している。
超常現象研究家ウォーレン夫妻の家に、強烈な呪いを持つ一体の人形が運び込まれた。その人形の名はアナベル。アナベルは地下の"博物館"で、他の呪われし品々とともに厳重に封印された。しかし夫妻が仕事で家を空けたある日、娘のジュディは年上のメアリー、ダニエラと3人で一夜を過ごすことになり、ダニエラが博物館に勝手に入りアナベルの封印を解いてしまう。それは、少女たちの想像を絶する悪夢の始まりだった...。史上最強の呪いの力を持つアナベルが、数々の悪霊を呼び覚まし、呪われし品々を従えて、少女たちに襲いかかる!
『IT/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。』11月1日(金)公開
前作から27年後が舞台。子どもたちの成長した姿を、ジェームズ・マカヴォイ(『X-MEN』『スプリット』)、ジェシカ・チャスティン(『ゼロ・ダーク・サーティ』)らが演じる完結編だ。恐怖の象徴ペニーワイズ役にビル・スカルスガルド、監督にはアンディ・ムスキエティがそのまま続投。静かな田舎町で連続児童失踪事件が再び発生。幼少時代に"それ"の恐怖に襲われた〈ルーザーズ・クラブ〉の仲間たちは、27年前の約束を果たすために町に戻ることを決意する...。なぜその町では子どもが消えるのか? なぜ事件は27年周期で起きるのか? "それ"の正体と目的とは? 今、すべての謎が明らかになる。
『ドクター・スリープ』11月29日(金)公開
スタンリー・キューブリック監督作『シャイニング』(1980年)から約40年、スティーヴン・キングの原作をもとに"呪われたホテル"での新たな恐怖が描かれる『ドクター・スリープ』。本作の主人公は、40年前の雪山のホテルの惨劇で、狂った父親に殺されかけたトラウマを抱えるダニー。大人になった今も人を避けるかのように孤独に暮らす彼の周りで児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が発生。特別な力で事件を目撃した謎の少女と知り合ったダニーは、彼女と一緒に事件を追う中で、あの惨劇が起きたホテルに辿り着く。亡霊たちが巣食い、人を狂わせる呪われたホテルで起きる新たな恐怖。そして二人に待ち受ける想像を絶する結末とは? 大人になったダニーを演じるのはユアン・マクレガー(『トレインスポッティング』『プーと大人になった僕』)。
このほかにも『ジョーカー』(10月4日公開)、『アップグレード』(10月11日公開)などホラー、スリラー系の作品が勢揃いする秋に映画三昧はいかがだろう?(海外ドラマNAVI)
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『アナベル 死霊博物館』 © 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』 ©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
『ドクター・スリープ』 ©2019 Warner Bros. Ent. All Right Reserved