名探偵ポアロが今度はナイルへ!アガサ・クリスティー×ケネス・ブラナー新作映画が撮影開始

英国が誇るミステリーの女王ことアガサ・クリスティーが生んだベルギー人の名探偵エルキュール・ポアロ。ケネス・ブラナー(『刑事ヴァランダー』『ハリー・ポッターと秘密の部屋』)が監督・主演を手掛けた2017年末の『オリエント急行殺人事件』から約2年、新作映画の撮影がついに開始され、日本での公開時期も決定した。

ケネスが主演・監督として続投するポアロシリーズ第2弾の原作は、1937年に発表された「ナイルに死す」。名探偵が今回立ち向かうことになるのは、古代の神秘にあふれるエジプトのナイル川を航行する豪華客船で起きる殺人事件だ。1978年に公開された映画『ナイル殺人事件』では、ピーター・ユスティノフ、ベティ・デイヴィス、マギー・スミス、ミア・ファロー、オリヴィア・ハッセー、デヴィッド・ニーヴン、ジェーン・バーキン、アンジェラ・ランズベリーら豪華キャストが出演していた。

前作のインタビュー中、当時すでに製作進行中だったこの新作についてケネスは以下のように語っている。「ぜひ今度も監督・主演をやりたいね。次は、ポアロの想い人であるキャサリンのことがもう少し語られる予定なんだ。あと、口髭についても面白いエピソードが出てくるよ(笑) こちらは『オリエント急行殺人事件』ほどには知られていない作品だから、もっと変える余地があるだろうね。だから今回以上に新しい要素を付け加えたいと思う」

ケネス以外のキャストは、ガル・ガドット(『ワンダーウーマン』)、アーミー・ハマー(『君の名前で僕を呼んで』)、レティーシャ・ライト(『ブラックパンサー』)、トム・ベイトマン(『オリエント急行殺人事件』)、アネット・ベニング(『キャプテン・マーベル』)、ローズ・レスリー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、ラッセル・ブランド(『ミスター・アーサー(2011) 』)、アリ・ファザール(『ヴィクトリア女王 最期の秘密』)、ソフィー・オコネドー(『ホテル・ルワンダ』)、ドーン・フレンチ(『アガサ・クリスティー ミス・マープル スリーピング・マーダー』)、ジェニファー・サンダース(『ロマンティックじゃない? 』)、エマ・マッキー(『セックス・エデュケーション』)など。脚本は、『オリエント急行殺人事件』に続いてマイケル・グリーンが執筆。

『Death on the Nile(原題)』(製作:20世紀フォックス映画、配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)は、全米では2020年10月9日(金)、日本では2020年秋公開予定。(海外ドラマNAVI)

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『Death on the Nile(原題)』