『アベンジャーズ』ジョン・ファヴローが明かす「人生を変えた出会い」超実写版『ライオン・キング』に込めた想い

世代を超えて世界中の人々に親しまれてきた不朽の名作『ライオン・キング』がジョン・ファヴロー監督のもと、実写もアニメーションも超えたエンターテイメントとして蘇った"超実写版"『ライオン・キング』。圧倒的映像美と心に響く名曲ぞろいの本作が、早くも11月20日(水)より順次デジタル配信とMovieNEXがリリースとなる。本リリースを記念して、マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズを手掛けたファヴローの貴重なインタビュー映像を独占入手したのでご紹介しよう。

ファヴローは、監督や脚本家、俳優などマルチに活躍する、いまやハリウッドのエンターテイメント界にはかかせない存在。累計興行収入世界ナンバー1の記録を打ち立てるマーベルシリーズの原点である2008年公開の『アイアンマン』の監督として、苦難を乗り越えながらも、ヒーローへと成長する主人公をパワフルかつドラマチックに描き、世界中で憧れと共感を呼ぶ"アイアンマン"を創り出した。

その後も、CGによる映像美が話題を呼んだ『ジャングル・ブック』で監督を、社会現象を巻き起こした大ヒット映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』では製作総指揮を務め、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ではハッピー・ホーガン役で俳優として出演。さらにペドロ・パスカル(『ナルコス』)が主演する、映画『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズ『The Mandalorian(原題)』で製作総指揮を務めている。

また、コメディタッチのSFドラマ『宇宙探査艦オーヴィル』ではエピソード監督を、『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のシェルドンの少年時代を描いた『ヤング・シェルドン』を手掛けるなど、誰もが感動、共感できるストーリーへと作品を導く力と、時代の最先端をゆく映像美を生み出す技術力を兼ね備えた彼は、エンターテインメント界を代表する逸材だと評価が高い。

今回公開された映像では、ファヴローが本作を通して伝えたいメッセージや、人生を変えた出会いについて語っている。不朽の名作『ライオン・キング』を実写化するにあたり、ファヴローは「新技術でリアルな描写を実現し、より若い世代に訴えることができた」といい、さらに「サークル・オブ・ライフ」が25年前から色あせぬテーマだと述べる。本作の中でシンバは、ティモンとプンバァに出会うことで、「ハクナ・マタタ」の精神や、"自分が生まれてきた意味、使命とは何か"を知っていくが、ファヴローは、自身の人生を変えるような出会いについて、「良くも悪くも、最も影響を受けるから、友だちはとても大事だ」と話す。

その理由として、「小さい頃は親や兄弟、そして学校にいる人が世界のすべてだけど、成長し独立心が芽生え始めると仲間を作る。そこで、音楽や食べ物、旅行先や映画を共有しながら、自分の好みを知っていく」といい、自身はコメディを通して気の合う友達を得た、と振り返る。結婚し、親となった今、子どもたちの成長過程を見守る中で起こる、様々な出来事を通して、「それが成長であり、サークル・オブ・ライフなんだ」と、本作のメッセージと、自身の人生を重ねて明かしてくれた。そして最後に、「『ライオン・キング』の愛を感じながら、MovieNEXとデジタル配信で、見てね!」と、日本のファンに向けてメッセージを贈っている。

才能あふれるエンターテイナーのドナルド・グローヴァーが主人公のシンバ役を演じ、シンバの幼馴染のナラ役を世界の歌姫ビヨンセが演じたことでも話題となった本作。日本版ボイスキャストもシンバ役に賀来賢人、スカー役に江口洋介、プンバァ役に佐藤二朗、ティモン役にお笑い芸人ミキの亜生など、話題のキャストが集結している。

『ライオン・キング MovieNEX』商品情報

20191022-00000012-dramanavi-1-00-view.jpg

MovieNEXでは、字幕版・吹替版の両方を何度でも楽しむことが出来るだけでなく、映像技術の解説をはじめ、"メイキング・オブ『ライオン・キング』"などの貴重なボーナス・コンテンツも多数収録。12月4日(水)よりMovieNEX(4,200円+税)と4K UHD MovieNEX(6,000円+税)、期間限定で「MovieNEXコレクション」(8,000円+税)も発売開始。これらのリリースに先駆けて11月20日(水)から先行デジタル配信もスタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ライオン・キング』 © 2019 Disney