大ヒット映画『ハリー・ポッター』シリーズのセドリック役や、『トワイライト』シリーズのエドワードを演じてブレイクしたロバート・パティンソン。そんな彼がバットマンを演じる、マット・リーヴス監督(『猿の惑星:新世紀(ライジング)』)によるDC新作映画『The Batman(原題)』の悪役ペンギン役が決まりそうだ。米Hollywood Reporterなどが報じている。
今回ペンギン役の交渉が進んでいると言われているのは、米HBOの人気ドラマ『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』のレイ・ヴェルコロ役や、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でパーシバル・グレイブスを演じるコリン・ファレル。またバットマンに使える執事アルフレッド・ペニーワース役に、『スター・ウォーズ』シリーズの最高指導者スノーク役や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ブラックパンサー』のユリシーズ・クロウ役などのアンディ・サーキスも交渉中と伝えられている。
2021年に公開予定の『The Batman』では、キャットウーマン役に人気シンガーであるレニー・クラヴィッツの娘で、『ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~』のボニー役や、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のリタ役で知られるゾーイ・クラヴィッツ。悪役リドラー役には、『オクジャ/okja』のジェイ役や『それでも夜は明ける』のジョン役などで知られるポール・ダノ、ジェームズ・ゴードン刑事役に『007』シリーズのフェリックス役や『ウエストワールド』のバーナード役のジェフリー・ライトが決定している。
ロバートが起用されることが決まったバットマン役はこれまで、2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』以降、『スーサイド・スクワッド』『ジャスティス・リーグ』と3作続けてベン・アフレックが、バットマン/ブルース・ウェインを演じてきた。しかし今年2月、ベンが突如バットマン役から卒業することを発表した。
コリンは最近、『チャーリーとチョコレート工場』『シザーハンズ』といった独特のファンタジー作品を創ってきたティム・バートンと初めてタッグを組んだ『ダンボ』に出演。偶然だろうが、同作でマックス・メディチを演じたダニー・デヴィートが、1992年に公開されたバートン監督の『バットマン リターンズ』で、印象的なペンギンを演じていた。もしコリンがペンギン役に決まったら、『ダンボ』には新旧のペンギンが共演していたことになる。ちなみに、同作には『バットマン リターンズ』でバットマンを演じたマイケル・キートンも出演している。
近年は映画のみならず、ドラマ界でも活躍するコリン。もし今回の話が決まったら、どのようなペンギンを見せてくれるのか気になるところだ。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
コリン・ファレル(c)JW/Famous