アンジェリーナ・ジョリーが惚れ込んだベストセラー児童文学を最新鋭CGと実写の融合で映画化。ディズニーが贈る"One and Only"(たった1つだけ)の友情と人生の物語を描いた『ゴリラのアイヴァン』が、本日9月11日(金)よりDisney+で配信開始。物語から製作の舞台裏までご紹介。
■ストーリー
舞台は、郊外にあるショッピングモールの小さなサーカス。そこで飼われている400ポンド(約181キロ)のシルバーバックゴリラのアイヴァンは、年老いたゾウのステラや野良犬のボブたちと仲良く暮らしていた。アイヴァンの仕事は、大きな体から出るパワフルな雄叫びで観客を驚かせて、喜ばせること。しかし、実際のアイヴァンはその外見とは裏腹に、優しく愛嬌のある可愛らしい魅力の持ち主だった。
そんなある日、彼らの新たな仲間としてルビーという名前の赤ちゃんゾウがやって来る。小さい頃から人間の手で育てられ、自らのルーツが曖昧なアイヴァンは、ルビーと交流を深めていくうちに、はるか遠いジャングルで過ごした日々の微かな記憶を蘇らせる。そしてアイヴァンは、自分の大自然(ふるさと)への想いを表現するために、絵を描き始めるのであった...。「自分はどこから来たのか?そしてどこに行くのだろうか?」
■豪華キャストが集結!動物たちに命を吹き込む
コワモテだけど優しいハートの持ち主の主人公アイヴァンの声を担当したのは、映画『スリー・ビルボード』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したサム・ロックウェル。「行き詰っていたアイヴァンに、セカンドチャンスがめぐってくる。誰かを助けていいことができるチャンスだ。僕はそこに魅力を感じたんだと思う」と魅力を語る。
アイヴァンの友人でゾウのステラの声を、製作にも名を連ねたアンジェリーナ・ジョリーが熱演する。「人は人生のうち何度か本当に特別だと思える物語に巡り合うもの。物語が幾重にも折り重なって、メッセージが面白くてユニークで影響力がある。この世界に入り込むことで観客は成長できて、物事に対する見方や考え方がいい意味で変わる。とてもチャーミングな作品」と述べる。
その他、アイヴァンのお腹の上で眠るのが大好きな野良犬のボブ役を『バットマン リターンズ』『フィラデルフィアは今日も晴れ』のダニー・デヴィート、贅沢な暮らしを送るプードルのスニッカーズ役を賞レース常連女優のヘレン・ミレン、そして愉快な赤ちゃんゾウ・ルビー役には映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』で注目され、Apple TV+の『レポーター・ガール』に出演するブルックリン・キンバリー・プリンスが名を連ねる。
動物たちと共演する実写パートの俳優陣にも注目! アイヴァンをまるで本当の子どものように育てたマックを、『ブレイキング・バッド』のウォルター役ブライアン・クランストンが好演。
■アットホームな製作舞台裏
ゾウのステラ役のアンジェリーナが、赤ちゃんゾウのルビーの声を演じたブルックリンと、お揃いのゾウの着ぐるみを着て台本の読み合わせする姿が公開。
この着ぐるみは、ブルックリンがアンジーと一緒に着るために用意したもので、アンジーに見せると喜び、すぐに着てそのまま読み合わせを実施したという。アンジェリーナはこの日を振り返って、「私たちは本当にゾウの家族みたいになったのよね(笑) とてもキャラクターに入れ込んだから」とコメント。
アイヴァン役のサムは「スタジオにはいつも楽しい笑い声が響いていた」と明かし、「動物たちでモールに行くシーンは大爆笑だ。みんなの掛け合いが最高で笑えるシーンだらけだ。最高にクールで本当にいい映画だよ」と述べる。
『ゴリラのアイヴァン』は、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『ゴリラのアイヴァン』(c) 2020 Disney