『ダウントン・アビー』映画版の続編に動きあり!あのキャストが語る

20世紀初頭の英国を舞台に、貴族クローリー家とその使用人たちの生活を描く『ダウントン・アビー』。英ITVにてドラマシリーズが2010年から6シーズンにわたって続いた後、2019年秋にはその続編となる映画版も本国で公開された。映画版が大ヒットしたことから早々に続編製作の話が持ち上がっていたが、その近況をキャストの一人が明かしている。

ドラマと映画版でプロデュースと脚本を担当するジュリアン・フェロウズは今年1月、いつ続編の脚本を書き始めるのかと問われ、米HBOの新作ドラマ『The Gilded Age(原題)』の脚本を書き終わるまでは「無理」と答えていた。その『The Gilded Age』は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で製作が遅れているらしく放送時期もまだ決まっていないが、ダウントン・アビーには動きがあったようだ。

それを明かしたのは、かつての執事チャールズ・カーソン役で知られるジム・カーター。9月24日(木)にITVの情報番組『This Morning(原題)』に出演し、「我々は脚本を目にしたよ。続編用のね。とても面白くて、おなじみのキャラクターたちがみんな集まっている。主要な人物たちがね。コロナ次第だが、来年には撮影できるだろう」と述べた。

ドラマの成功もあって、キャストの多くが有名になり、中にはローズ役のリリー・ジェームズのように、出演当初とは比較にならないほど売れっ子になった人もいる。そのため、映画1作目の際にフェロウズはスケジュール調整が大変だったと明かしていたが、ジムの言葉を信じるなら、多くのキャストが続編にも出演するようだ。

日本を含め世界各国で公開された映画1作目は、製作費の約10倍に相当する1億9000万ドル(約200億円)超を稼ぎ出した。フェロウズ自身も次々と新作が報じられて多忙を極めているが、続編を作る際にはキャスト、スタッフともにおなじみの顔ぶれがそろってほしいものだ。(海外ドラマNAVI)

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映画版『ダウントン・アビー』
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