アン・ハサウェイの女優魂が炸裂!クセがスゴい訛りを完璧に習得『魔女がいっぱい』

アン・ハサウェイ(『プラダを着た悪魔』)主演、ロバート・ゼメキス(『フォレスト・ガンプ/一期一会』)監督で贈るファンタジー映画『魔女がいっぱい』が、本日12月4日(金)より公開。同作の役作りについてアンが語っている。

ファンタジックな世界観で今も愛される大ヒット映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのもう一つのベストセラー「魔女がいっぱい」を映画化した本作。ギレルモ・デル・トロ(『シェイプ・オブ・ウォーター』)やアルフォンソ・キュアロン(『ゼロ・グラビティ』『ROMA/ローマ』)もプロデューサーとして参加しており、ゼメキスを含めてアカデミー賞監督賞を受賞した名匠が集結している点も話題の作品だ。

アンは以前「キャラクターになりきるためなら苦労もいとわない!」と話していた通り、ストイックに役作りに取り組む女優魂の持ち主。本作では美しくも恐ろしい魔女を演じるために自ら考えた奇妙な訛りを完璧に習得し、徹底した役作りで<グランド・ウィッチ>を演じきった。

彼女が演じる1960年代ファッションがオシャレで可愛い魔女<グランド・ウィッチ>はノルウェイ出身の設定のため、アンは同国訛りがある英語を話している。「<グランド・ウィッチ>を作り上げるため、アクセントコーチの助けも借りてリサーチを始めたの。そこで失われた古い北欧語で詩を朗読する学者の映像を見つけた。Rの発音を舌で巻くような話し方は、とても闇を感じる魔法みたいな響きで、アクセントのおかげで詩の物語が壮大で、恐ろしく、ドラマチックに聞こえたの。それを、監督が教えてくれた原作の<グランド・ウィッチ>の話し方と混ぜ合わせて、このキャラクターらしい独自の訛りを開発したのよ。習得するのに苦労したわ!」と、誰もが怖がる恐ろしい魔女を作り出すべく行った役作りについて説明している。

アンの<女優魂>は筋金入りで、『プラダを着た悪魔』で演じたファッション誌のアシスタント、アンディは、ハイヒールを履いて鬼上司ミランダのために走り回るキャラクターだが、実は当時のアンは足のつま先を骨折していた。しかし、「ヒールを履いて走るのがすごく大変だったけど、骨が折れていることを言い訳にして文句なんて絶対に言いたくなかった」として堂々とアンディを演じきった。また、アカデミー賞助演女優賞を受賞した『レ・ミゼラブル』のファンテーヌ役では、10kg以上の減量に取り組んだほか、伸ばし続けていた髪の毛を一発撮りのために丸刈りに。さらに、"夫といると愛されているという気持ちが沸いてしまうから、ファンテーヌにはなれない"との考えから、撮影中は家族と離れて過ごすよう努めたという。

並々ならぬ<女優魂>の持ち主であるアンが、美しくも恐ろしい魔女をどのように演じるのかも注目の『魔女がいっぱい』(配給表記:ワーナー・ブラザース映画)は、12月4日(金)より全国公開。(海外ドラマNAVI)

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『魔女がいっぱい』
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