大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』のアンドリュー・リンカーンが出演する映画『Penguin Bloom（原題）』が、2021年1月にNetflixで配信されることが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。
『Penguin Bloom』は、キャメロン・ブルームとブラッドリー・トレバー・グリーヴによる著書「ペンギンが教えてくれたこと ある一家を救った世界一愛情ぶかい鳥の話」の映画化。
実話をもとにした本作の主人公は、旅行中に起きた事故で脊髄を損傷したサム・ブルーム。下半身不随になり絶望していたサムと彼女の家族が、怪我をしたカササギフエガラスのヒナを救出し、自分と同じように負傷した鳥が回復の道を歩み始める様子を見て、サムが希望と目的を見い出していく姿が描かれる。
サム役で主演するのは、SFアクション映画『ダイバージェント』シリーズや、『ツイン・ピークス The Return』などに出演しているナオミ・ワッツ。そして、アンドリューはサムの夫キャメロンを演じる。監督を務めるのは『ラスト・ライド～最後の旅立ち～』でメガホンを取ったグレンディン・イヴィン。ショーン・グラント（『ベルリン・シンドローム』）とハリー・クリップス（『ポーズ！ おしゃべりパソコン犬危機一髪！』）が脚本を手掛けている。
プロデューサーにも名を連ねるナオミは「私たちはみな、サムの物語が持つ人生を肯定する姿勢や彼女の力強い精神に惹かれました。ペンギンがやってきてから彼女と家族がたどる心の旅路は強く心に残ります」と述べる。
アンドリューは『ウォーキング・デッド』をシーズン9で降板したが、彼が演じるリック・グライムズを主人公にしたTV映画にカムバックすることが決定している。現在、製作が進められているが、いつ放送されるのかは明かされていない。
なお、『ウォーキング・デッド』は更新されたシーズン11をもって終了することが発表されたが、それと同時にダリル（ノーマン・リーダス）とキャロル（メリッサ・マクブライド）を主人公にしたスピンオフドラマのほか、『Tales of the Walking Dead（原題）』の製作が決まっている。
アンドリューが出演する『Penguin Bloom』は2021年1月27日（水）よりNetflixで配信。（海外ドラマNAVI）
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