『アーミー・オブ・ザ・デッド』監督ザック・スナイダー、自由な発想でゼロから新たなゾンビの世界を創り出す

巨大金庫に眠る大金を狙い、ゾンビが暴れ狂うラスベガスで傭兵集団が《史上最大の強盗計画》に挑むNetflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』がついに配信開始。本作で監督・脚本・製作を務めるザック・スナイダーのインタビューが到着した。

ある日突如ゾンビが大量発生、多くの犠牲を払いながらも、ラスベガスにゾンビを隔離することに成功した人類。ゾンビとの死闘の後、静かに暮らしていた主人公スコット(デイヴ・バウティスタ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)は、謎の男(真田広之)の依頼によって、ラスベガス地下の巨大金庫に眠る大金を狙うべく、ゾンビだらけの超危険エリアへ侵入するという《史上最大の強盗計画》に挑むことに。凄腕のクセ者たちを集めたスコットたち傭兵集団は、ラスベガスを埋め尽くす"進化型ゾンビ軍団"を倒し、究極の一攫千金を掴むことはできるのか―。

ゾンビ映画『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)で長編映画監督デビューを果たし、『300<スリーハンドレッド>』(2006)、『バットマンvs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)、『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)など数々の超大作を手掛けてきたスナイダー。そんな彼が、17年ぶりに帰還した"ゾンビ映画"となる『アーミー・オブ・ザ・デッド』。

本作について「本当に楽しみながら映画を作り上げ、これまでのキャリアで最高の満足感を味わいました」と、最も満足度の高い作品になったことを告白。その理由として、「『アーミー・オブ・ザ・デッド』は私がゼロから考えた作品。これまでの作品以上に、自ら世界観を構築することができたのです」と、より自由に手掛けられたことを挙げる。

スナイダーは、自分なりの新たな世界を創造するうえで、これまでの監督経験で培ったことも取り入れたといい、「DC作品で手掛けたスーパーヒーローのジャンルには多くのセオリーがあり、それらを守ることも理想です。同じようにたくさんのセオリーがある"ゾンビ映画"の本作でもその経験が活きました」と述べる。

また、「皆に親しまれ愛されている決まり事を忠実に取り入れながら、それらを壊していくことを常に考えました。」と、セオリーを守りつつも、これまでのイメージや概念を壊すようなチャレンジも加え、スナイダー監督オリジナルのゾンビ映画に仕上げたと話す。その結果、人間に襲い掛かる"脅威の存在"でありながらも、自我と感情を持った"進化型ゾンビ"という設定を誕生させた。

スナイダー監督が創り上げた"これまでの常識を覆す新たなゾンビ映画"『アーミー・オブ・ザ・デッド』は、本日5月21日(金)よりNetflixにて配信開始。(海外ドラマNAVI)

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Netflix『アーミー・オブ・ザ・デッド』