『ストレンジャー・シングス』製作総指揮が手掛ける『フリー・ガイ』はあの映画の影響を受けていた!

何でもアリな"ゲームの世界"を舞台に「ゲームの脇役(モブキャラ)」が「ヒーロー」を目指す爽快アクション超大作『フリー・ガイ』。本作でメガホンをとるのはNetflixの大ヒットドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で製作総指揮を務めているショーン・レヴィ。彼が本作に込めた映画愛とは―。インスピレーションを受けた映画をご紹介!

『フリー・ガイ』の主人公は、強盗・乱闘・不死身など、何でもアリなオンライン参加型アクションゲーム「フリー・シティ」内で、平凡で退屈な毎日を繰り返すゲームのモブキャラであるガイ(ライアン・レイノルズ)。彼はモロトフ・ガールというキャラと出会ったことをきっかけに、新しい自分に生まれ変わるため、ゲーム内のプログラムや設定を完全に無視して独自に行動を開始する。そして、そのガイの活躍は、ゲームの世界だけでなく現実世界でも話題に。「フリー・シティ」運営会社の社長アントワンたちは、ガイの行動を止めるべく、ゲームの世界にさらなる混乱を巻き起こしていく...。ガイは世界を救い、「ヒーロー」になれるのか!?

監督を務めるのは『ストレンジャー・シングス』や映画『ナイト ミュージアム』シリーズなど、大ヒット作を世に送り出してきたレヴィ。本作について、「脚本上では、『レディ・プレイヤー1』の要素があるし、二次的リアリティに関して『マトリックス』の要素がある。ライアンと僕が最も話し合い、この映画に影響を与えたものは『トゥルーマン・ショー』なんだ。そして、僕たちは映画の中に『バック・トウ・ザ・フューチャー』の喜びに満ちた楽しさが欲しかったんだ」と数々の名作からインスピレーションを受けていることを説明した。

実際に、仮想ネットワークを舞台にしたSFアドベンチャー『レディ・プレイヤー1』と革新的なビジュアルで仮想世界を描いた『マトリックス』の要素は、本作の"ゲームの世界"という設定に影響を与えていることが見受けられる。『トゥルーマン・ショー』は隠しカメラによって人生の全てをTV番組として放送されていた男が、人生の全てがフィクションだったと知り、現実の世界への脱出を試みる物語。自分がゲームの世界の"モブキャラ"だと気づき、ヒーローを目指す本作の主人公ガイの姿と重なる。

さらに監督は「僕に影響を与えた映画は、いつも物語の中心に人がいて、エンターテイメントに溢れた映画なんだ。何でもアリの"ゲームの世界"を舞台にしていても、僕はこの映画を明るく楽しいものにしたかった」と、作品に込められた熱い思いを明かしている。

レヴィ監督が数々の名作からインスピレーションを受けた、"ガイ"の物語は必見! 『フリー・ガイ』は8月13日(金)全国公開。(海外ドラマNAVI)

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『フリー・ガイ』(C) 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.