映画『フィールド・オブ・ドリームス』ドラマ版、『グッド・プレイス』クリエイターによって製作

1989年にケヴィン・コスナー(『ザ・テキサス・レンジャーズ』)主演で大ヒットした感動大作『フィールド・オブ・ドリームス』が、米NBCの配信サービスPeacockでドラマ化されることが明らかになった。米TV Lineらが報じている。

1960年代のアイオワ州を舞台に、野球にかける夢や希望、家族の絆を描くファンタジー映画の本作は、ウイリアム・パトリック・キンセラの小説「シューレス・ジョー」を原作にフィル・アルデン・ロビンソン(『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』)が監督と脚色を担当。アメリカでは第62回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、作曲賞にノミネートされ、日本でも大ヒットした。

そんな本作のドラマ版は、『ブルックリン・ナイン-ナイン』や『グッド・プレイス』『マスター・オブ・ゼロ』など様々なヒット作を手がけるマイケル・シュアが脚本と製作総指揮を担当する。

「家族、野球、アイオワ、魔法が混ざり合ったこの映画の魅力を再構築する」ことを計画している、と公式説明文には記載。シュアとともに製作総指揮を務めるのは、デヴィッド・マイナー(『アンブレイカブル・キミー・シュミット』)と、映画のオリジナル版でプロデューサーを務めたローレンス・ゴードン(『ヘルボーイ』)ら。

NBCユニバーサル・テレビジョン&ストリーミング部門の社長であるリサ・カッツは、「『フィールド・オブ・ドリームス』は、長年にわたってファンに愛され続け、時代の流れの中で正当な立ち位置にずっといるような普遍的な作品です。シュアが得意とする、突飛でありながら地に足のついた作品であり、この名作の新バージョンをPeacockでお届けできることを楽しみにしています」と述べた。

今、本国でちょっとしたブームになっているオリジナル映画。今月初め、ニューヨーク・ヤンキースとシカゴ・ホワイトソックスが、実際に映画が撮影されたアイオワ州ダイアーズビルで試合を行った。ケヴィンの姿もTVに映し出されたこの試合の米FOXの放送は、平均視聴者数590万人を記録。2005年以降、レギュラーシーズンの試合としては最大の視聴者数となる記録を打ち出していた。

今後もキャスト情報など、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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