豪華キャストが集結していることでも話題のマーベル・スタジオ最新作『エターナルズ』。ついに本日11月5日(金)に劇場公開となる本作だが、普通の人間デインを演じるキット・ハリントンが、『ゲーム・オブ・スローンズ』で演じたジョン・スノウと同役の共通点を明かしている。(※本記事は、『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのネタばれを含むのでご注意ください)
キットが本作で演じるのは博物館職員のデイン。「エターナルズ」のメンバー、セルシの恋人でもある一般人だ。彼の原作コミック初登場は1968年発効の「AVENGERS#048」と約50年の歴史をもっている。長くファンに愛されているデインについて、キットは「演じる役はこれですと言われたよ。僕は了承したあと、彼をGoogleで検索したんだ。そして、デイン・ウィットマンというキャラクターを見て[この男を知っている! 僕はずっとこの男を演じていた!]ってなったね。僕が彼を演じたいと思ったのは当然だったよ」と、初めての役とは思えないといったようなコメントを寄せた。
その理由は、キットが”デイン”と彼が5年に渡り演じてきた『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョン・スノウにいくつかの共通点が存在することを発見したからだという。同作のシーズン1から6まで主要キャラとして活躍したジョン・スノウは、王家の家柄に生まれるもその詳細を幼少期から隠されて生きてきた。
そんな彼と恋に落ちる相手=デナーリス(エミリア・クラーク)は実は彼の叔母にあたる存在であり、互いに本当の素性を知らずに恋に落ちてしまう二人の切ない恋愛模様がドラマでは描かれている。そして、本作のデインも、隠された真実がある中でセルシと恋仲となってしまい、彼女がエターナルズであることや、数世紀に渡って愛し続ける元恋人がいること、そしてこの地球が残り7日間で滅亡するかもしれないことは知らされていない……。
さらにキットは、デインが馬を乗りこなし、剣技を極めた姿に「ジョン・スノウの面影を感じる」と愛着あるキャラとの共通点を役作りへ活かす意気込みを語った。また、本作でマーベル・シネマティック・ユニバース初出演の彼は「ケヴィン・ファイギが僕に人類を代表しているキャラクターを配役してくれたことは本当に名誉なことだし、世界を代表する作品に携われることを誇りに思う」と、出演に気合十分であることを告白。
果たして、デインとセルシの恋の結末はどうなるのか? また、セルシや他の<エターナルズ>のメンバーと共に新たな脅威に立ち向かう姿は見れるのか? ジョン・スノウとはまた一味違ったキットをぜひ劇場で確認してほしい。『エターナルズ』は、本日11月5日(金)に劇場公開。(海外ドラマNAVI)