ここ近年、過去の人気ドラマを復活させたシリーズが続々と誕生している。そんななか、2003年から9シーズンにわたって放送された青春ドラマ『One Tree Hill』に出演したチャド・マイケル・マーレイが、リブート版のアイデアをシェアした。
『One Tree Hill』はノースカロライナ州の小さな町を舞台に、異母兄弟のルーカスとネイサン、2人を取り巻くブルックとペイトン、ヘイリーの女性3人を中心に描く青春ドラマ。チャドはルーカス役でシーズン6までレギュラーとして出演していた。
シリーズを降板後、マーベルドラマ『エージェント・カーター』やサスペンスドラマ『チョーズン:選択の行方』などで活躍しているチャドが、最新作となる映画『Fortress(原題)』のプロモーションのため、米E!Newsのインタビューに登場。『One Tree Hill』がリブートされる可能性について聞かれ、こう答えている。
「シリーズがリブートされないことは想像できないな。いつもキャストがそのことを聞かれていると知っているからね。ヒラリー(・バートン)は質問されていたし、みんなも年に1~2回は聞かれているんじゃないかな。ある時点で、なんらかのバージョンができるのではないかと思うようになった。僕は頭の中で、現代における問題を扱った、新世代を描くリブートのアイデアを練っているんだ。今はオリジナル版の頃とは大きく違うことがたくさんあるからね。だから、子どもたちが現代の高校で対峙している問題を取り上げることができるんじゃないかな」
昨年3月にはペイトン役のヒラリー・バートンが、女性のショーランナーを迎えて『One Tree Hill』をリブートさせたいと語っていたが、果たして。オリジナル版は9シーズンも続いた長寿ドラマだっただけでなく、若者世代を中心にポップカルチャー的にも大きな影響を与えたシリーズだけに、近いうちにリブートの企画が浮上してもおかしくなさそうだ。今後の進展に注目しておきたい。(海外ドラマNAVI)
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