米NBCの感動のヒューマンドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』でジャック・ピアソンを演じるマイロ・ヴィンティミリア。ファイナルとなるシーズン6がアメリカで放送中だが、マイロは次に元アイスホッケー選手を描いたドラマを製作することが明らかになった。米Hollywood Reporterが報じている。
自身のプロダクションDiVide Picturesを通して、『Hometown Saints(原題)』という作品を『THIS IS US』と同じ放送局のNBCに売却。このプロジェクトは、DiVide Picturesが包括的契約を結んでいるディズニーが出資するスタジオ20th Televisionが制作することになるそうだ。
引退したホッケー選手ビリー・リーデルが主人公となる本作。選手としてのキャリアが終わったビリーは、自分という人間の存在意義を考え苦闘する。そんな中、ホッケーを愛する人で溢れる故郷ミネソタに戻り、しぶしぶ女子高ホッケーチームのコーチをすることになるが...というストーリー。
グラウニア・ゴッドフリー(『THE FLASH/フラッシュ』)とデレク・エリオット(『男と女の大人可愛い恋愛法則』)が脚本を書き、マイロは製作総指揮を務める予定。
ゴッドフリーは、サミュエル・L・ジャクソン(『パルプ・フィクション』)主演のマーベル/Disney+(ディズニープラス)新シリーズ『Secret Invasion(原題)』ではコンサルティング・プロデューサーを、米CWの『レジェンド・オブ・トゥモロー』では7シーズンにわたって活躍し、製作総指揮まで昇進した経歴を持つ。最近では、米Amazonで『The Inheritance Games(原題)』を製作、米Netflix『Duende(原題)』では脚本を手がけている。
マイロのDiVide Picturesは、小説家ターシャ・アレキサンダーのベストセラー小説「折れたアポロ像の鼻」を原作としたドラマ『Only to Deceive(原題)』のプロジェクトも米ABCで進めているが、現段階では、俳優として参加する予定はないようだ。
本国では最終章を迎える『THIS IS US/ディス・イズ・アス』、日本ではシーズン1~5がU-NEXTなどで配信中。(海外ドラマNAVI)
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マイロ・ヴィンティミリア©NYNR