緊急通報ダイヤルのオペレーターが受ける電話を軸に、その最前線で奮闘する消防士や警察官のリアルを新しい視点で描くレスキュードラマ『9-1-1 LA救命最前線』。本国では2021年9月からシーズン5が放送されているが、その人気に伴ってキャストたちのギャラも上がっているようだ。米Just Jaredが報じている。
まず、1話につき8万ドルからは10万ドル(日本円でおよそ1,147万円)に昇給したメンバーは以下の通り。エディ・ディアス役のライアン・グスマン(『バトル・インフェルノ』)、エバン・"バック"・バックリー役のオリヴァー・スターク(『バッドランド ~最強の戦士~』)、ホーウィー・"チムニー"・ハン役のケネス・チョイ(『サン・オブ・アナーキー』)、ヘンリエッタ・"ヘン"・ウィルソン役のアイシャ・ハインズ(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)という顔ぶれだ。
そして、その彼らの報酬を大きく上回るのが、ボビー・ナッシュ役のピーター・クラウス(『シックス・フィート・アンダー』)で、彼は30万ドル(日本円でおよそ3,441万円)弱をもらうことになったようで、これは本ドラマキャストの中で2番目の金額。
そんなピーターを超える最高額をもらっているのは、もちろん、ゴールデン・グローブ賞受賞&アカデミー賞ノミネート経験もあるアシーナ・グラント役のアンジェラ・バセット(『TINA ティナ』)。その金額は1エピソードにつき45万ドル(日本円でおよそ5,162万円)以上だと言われている。米Deadlineによると、これはテレビ番組史上最高額のギャラのひとつとみられ、地上波ドラマシリーズにおける有色人種女優にとって歴史的な数字ともいえる。
また、マディ・ケンドール役のジェニファー・ラヴ・ヒューイット(『ゴースト ~天国からのささやき』)については本作中、3番目に高い給料をもらっていると言われているものの、正確な報酬額は明かされていない。
また、マイケル・グラント役のロックモンド・ダンバー(『メンタリスト』)は、ワクチンを接種しないという理由で本作からは下りることになったが、彼の報酬は多くのキャストたちと同じ8万ドルだったという。(海外ドラマNAVI)
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『9-1-1 LA救命最前線』© 2020 FOX Media LLC.