『ボストン・リーガル』や『ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル』、『弁護士ビリー・マクブライド』など数多くのリーガルドラマを生み出してきたデイビッド・E・ケリーが、映画『推定無罪』をドラマ化することが発表された。米TV Lineが報じている。
1990年に公開されたサスペンス映画『推定無罪』は、米作家スコット・トゥローによるベストセラーが原作。エリート検事補として活躍し、妻と子どもに囲まれ順風満帆な人生を送っていたラスティ・サビチは、ある日、愛人関係にあった女性検事補が他殺体で発見されたことにより、生活が一変。彼に不利な証拠が次々に浮上し、容疑者として逮捕されてしまう。無実を主張するラスティ。しかし、事件の裏側では、ある政治的な工作が働いていた―。
ドラマ版は、原作小説に基づいた全8話のリミテッドシリーズとなり、映画版を"再考"したスタイルになるとのこと。ドラマ版は「被告人が家族と結婚生活を守ろうとするときに浮彫りになる、執着とセックス、政治、そして愛の権力の限界が描かれる」と紹介されている。
ケリーがショーランナーに就任し、『キャッスルロック』でクリエイターを務めたダスティン・トマソン、『キャッスルロック』の他、『LOST』『ウエストワールド』を手掛けるJ・J・エイブラムス、『リーシーの物語』のベン・スティーヴンソンが製作総指揮に名を連ねる。
映画版では、『インディ・ジョーンズ』や『スター・ウォーズ』シリーズでお馴じみのハリソン・フォードがラスティ役で主演。その他、ボニー・ベデリア(『ダイ・ハード』シリーズ)、グレタ・スカッキ(『ザ・プレイヤー』)、ラウル・ジュリア(『アダムス・ファミリー』シリーズ)、ブライアン・デネヒー(『ブラックリスト』)、ポール・ウィンフィールド(『マーズ・アタック!』)らが出演した。
ドラマ版に出演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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左からキャリスタ・フロックハート、デイビッド・E・ケリー、ディラン・マクダーモット ©Hubert Boesl/FAMOUS