『ルシファー』トム・エリス、小説「ワシントン・ブラック」のドラマ化に出演

大ヒットドラマ『LUCIFER/ルシファー』で主演を務めるトム・エリスが、『THIS IS US/ディス・イズ・アス』のあのキャストが出演する新作ドラマに参加することが明らかになった。米Varietyが報じている。

米Huluが製作する『Washington Black(原題)』というタイトルのリミテッド・シリーズは、エシ・エデュジアンが2018年に執筆した同名小説「ワシントン・ブラック」に基づいたもの。全9話構成の本作に出演し製作総指揮も兼任するのは、『THIS IS US』のランダル役でお馴染みのスターリング・K・ブラウン。トムは、発明家のクリストファー・"ティッチ"・ワイルド役を演じる。

本作の舞台は19世紀の東カリブ・バルバドス島。11歳の黒人少年"ワッシュ"ことワシントン・ブラックは大農園で奴隷として過酷な日々を生きていたが、ある日起こったトラウマ的な出来事によりプランテーションを逃げ出す。

スターリングが演じるのは、ワッシュの師であり、ノバスコシア州ハリファックスの黒人コミュニティで非常に人気がある男メドウィン・ハリス。難民でもあるメドウィンは、ストーリーが進むにつれワッシュに自分自身を重ねるようになっていく。

一方、トムは、エキセントリックで情熱的な発明家ティッチを演じる。ティッチは、実は内面は弱いが、若さゆえの熱意でそれを隠しているというキャラクター。実家の農園で不穏な死が起こり、彼は若きワッシュを連れて旅に出ることになる。そしてティッチは、自分がワッシュ父親のような人物になっていくことに気がつくが、そうなるには心構えはできていなかった。実はティッチは自分の父親の影を追っており、結果、彼自身とワッシュの両方を破滅させるようになってしまうという。

その他のキャストには、ワッシュこと、ワシントン・ブラック役のアーネスト・キングスレー・Jr(『The Sparticle Mystery(原題)』)、子ども時代のワッシュ役のエディー・カラニャ(『Jack and the Beanstalk: After Ever After(原題)』)、タナ・ゴフ役のイオラ・エヴァンス(『The 100/ザ・ハンドレッド』)、ウィリアム・"ビリー"・マギー役のエドワード・ブルーメル(『キリング・イヴ/Killing Eve』)、ミス・アンジー役のシャロン・ダンカン=ブルースター(『DUNE/デューン 砂の惑星』)らがいる。(海外ドラマNAVI)

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『LUCIFER/ルシファー』JOHN P. FLEENOR/NETFLIX©2021