『ブレードランナー』ドラマ版、50年後が舞台に!Amazonで製作

映画『エイリアン』や『グラディエーター』、大ヒットドラマ『グッド・ワイフ』などを手掛けた巨匠リドリー・スコットの代表作のひとつである『ブレードランナー』。そのドラマ版の企画が進行していると報じられていたが、タイトルなどの新情報が明らかとなった。米Deadlineが報じている。

昨年11月のインタビューでスコット監督が、すでにドラマ版『ブレードランナー』のパイロットの脚本と大まかなあらすじを書き、ドラマ版は10時間を予定していると述べていた。

1982年に公開された映画版は、フィリップ・K・ディックによるSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作に、植民惑星から4体の人造人間=レプリカントが脱走し、彼らの捕獲を依頼された"ブレードランナー"ことリック・デッカードが、地球に潜入したレプリカントたちを追うストーリー。

2017年に公開された続編映画『ブレードランナー 2049』はオリジナル版の30年後を舞台に、捜査官"K"を待ち受ける衝撃的な運命が展開された。

今回のドラマ版は『ブレードランナー 2049』のその後を描き、『Blade Runner 2099(原題)』と題され、Amazonで製作。脚本も急ピッチで進められており、すでに撮影スケジュールの見通しも立っているというから、意外と早く視聴者の元へ届きそうだ。

Apple TV+のサスペンスドラマ『Shining Girls(原題)』で指揮を執る新鋭シルカ・ルイザが脚本・製作総指揮を兼任。またスコット監督に加え、『ブレードランナー 2049』で脚本を務めたマイケル・グリーン、シンシア・ヨーキン、ブロデリック・ジョンソン、ベン・ロバーツといったクリエイティブチームが再タッグを組む。シリーズがシーズンを重ねれば、スコット自身が監督を務める可能性もあるという。

現時点ではキャストは発表されていないが、『ブレードランナー 2049』にデッカード役で35年ぶりに復帰したハリソン・フォードが続投するのか気になるところ。新情報に注目しておきたい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

『ブレードランナー 2049』より